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5年生のうちに読んでおいて良かった本3冊

ひぐらし坂の母でございます。

数年前に中学受験を終え、無事に開成中学に合格しました。
このnoteでは息子の中学受験を振り返り、親子のメンタルを最強にするための考え方をお伝えしています。

中学受験は究極的には【親子のメンタル】が重要です。
特に【母親のメンタルが9割】というのが私の持論です。
このnoteの基本姿勢はプロフィールをご覧ください。

さて。
「うちの子は全然本を読まない!」
「本を読まないから国語の成績が悪い!」

そんな声を良く聞きます。
実はうちもそうでした。

しかしながら、読書をしているからといって国語のテストで得点できるというわけでもありません。
もちろん読書を全然しない子よりも読書のできる子の方が良いとは思いますが、それが絶対に国語の成績に直結するかと言えばそうではありません

むしろ、小5までに読んでおいて良かった本というのは、国語の成績アップにつながった本ではなく、【自ら思考する力】に気づきを与えてくれた本です。

難関校であれば、単純に文章を読んで答えるだけではなく、そこに思考が必要になる問題が出ます。
本を読んで自ら考えるとか、新しい価値観に目覚めるとか、読書本来の楽しみを経験することが大切なステップとなります。

ウチはあまり本を読むタイプの子ではありませんでしたが、それでもいまだに強烈に息子の心に残っている本を3冊ご紹介いたします。

6年生になると時間がなくなるので、5年生までに読んでおいて良かったと思える本です。
親子で読んで話題にしながら一緒に思考を巡らせると一石二鳥です。

1. さおだけ屋はなぜつぶれないのか?

これはもうみなさんご存知のベストセラーです。

↑新書版・kindle版あります。kindle unlimitedなら無料。

この本は文句なしに面白いです。
身近な疑問からはじめる会計学と副題がついているのですが、内容は普段の生活でみかける様々なシーンから、会計学的な考え方を導きます。

大人の本と思われがちですが、小5くらいならちゃんと読めますし面白がります。
ウチはいまだに買い物に行くと、「この売り方、あの本に書いてあったやつ(笑)」と言います。
今まで知らなかった会計学的な視点で思考するという習慣ができました。

いままで読書といえば教科書や模試に出てくるような、物語や説明文ばかりだった息子にとって、こういう実用書はとても面白く感じたようです。
私の趣味もありますが、ウチの息子はこういう実用書、ビジネス書を良く読んでいます。
お金についての感覚、ビジネス感覚を身につけるのに良いきっかけになっています。

2. 自分の中に毒を持て

芸術家の本です。

↑kindle版・文庫版・単行本あります。

ものすごく力強いメッセージ性のある本です。
他人に媚びず、強い自分の軸を持ち、嫌われることを恐れずに生きる。
世間の常識を疑い、枠にはまらずに自分の思うように生きること。
この本は、どの世代が読んでも力をもらえる本です。
特に多感な小学生時代に一度読んでおくと、中学受験などという小さい世界での価値感に縛られずに、大きな視野が広がります

たとえ中学受験が思わしくない結果だったとしても、この価値観を持っていれば真に強い軸を自分の中に持ち、エネルギーに満ちた人生を歩む覚悟ができるはずです。
本当の意味で自分を生きるということを考えるきっかけになります。

息子はこの本を一心不乱に読みました。
中学受験という価値観の中で、強烈な一撃を食らった読書経験となりました。

この本も親子で読んで、これからの生き方を一緒に思考すると面白いことになります。
まさに芸術はバクハツだ!というくらいに思考がひろがることでしょう。
むしろ中学受験の世界観にどっぷりハマってしまって、毒のまわったお父さん&お母さんにこそ読んでいただきたい本です

3. 道をひらく

これも有名な人生の教科書的一冊です。

↑kindle版、オーディブル版、単行本あります

今さら私が紹介するまでもない、名著中の名著
それでもやはり紹介せずにはいられません。
小5のうちに読んでおいて欲しい本No1といっても過言ではありません。

見開き2ページで一つの教訓という構成なのでとても読みやすく、内容もすんなりと入ってきます。
毎朝1エピソードずつ書き写しをしても良いほどの完成度です。
人として生きるための基本をこれほどまでに凝縮した本はいままで見たことがありません。

低学年のうちから、難しい言葉をかみ砕きながら読み聞かせてあげたい本です。
色々な考え、多様性を大切に・・・と言われている昨今ですが、やはり人として良く生きる哲学というのは誰にも必要なことです。

「続・道をひらく」もありますが、まずはこの本だけでも良いです。
まっとうな人間として生きて欲しいと望む親なら、必ずこの本の価値がお分かりいただけます。

kindle unlimitedがお得すぎる!

そうはいっても、ウチの子は本そのものに興味を示さないので・・・
というご家庭は多いはず。
何を隠そうウチの息子もそうでした。

しかしながら、私の使っていたkindle paperwhiteを渡したところ、物珍しさも手伝ってかなんの抵抗もなく読書ができるようになりました。
やはりデジタルネイティブ世代は感覚が違います。

タブレットのようにスワイプしながらページをめくることができ、軽くて目に優しい。
そのうえ紙の本を買うより安く入手できる。
というか、読み放題プランまであるというお得っぷり。
今は息子専用のkindleも購入し、読みたいものはどんどんダウンロードしています。
とにかく軽いので、通学電車の中で読むためにバッグに入れてもぜんぜん苦になりません。

kindle oasisという高い機種もあるのですが、paperwhiteで十分すぎるほど十分です。

↑しかもこれ、kindle unlimited3か月分がついています!

というよりも、そもそも今は1か月無料というキャンペーン中
いつも無料キャンペーンが続いているので、すでにこれは仕様なのかもしれません。

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1か月無料+3か月つきということで、4か月は自由に使えることになります。
もし、やっぱりあまり使わないな・・・ということであれば期間中にやめてしまえば月額料金はかからない!

amazonさん、料金体系バグってないですか・・・・と心配になるレベルです。

紙の本を買うより安くて、読み放題プランまである。
軽くて持ち運びやすく、乱読にピッタリ!
子供世代のデジタルネイティブにはこういう読書ならすんなり受け入れられるようです。

母親のマインドチェック

・国語の成績をあげるという目的ではなく、読書の楽しさを共有する目的を持つ
・同じ本を読み、一緒に思考する
・人生が豊かになる本を与える
・デジタルネイティブには紙の本じゃなくても良い
・読み放題はお得&乱読にピッタリ

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