勉強効率を劇的に上げる5つの文房具
ひぐらし坂の母でございます。
数年前に中学受験を終え、無事に開成中学に合格しました。
このnoteでは息子の中学受験を振り返り、親子のメンタルを最強にするための考え方をお伝えしています。
中学受験は究極的には【親子のメンタル】が重要だと思っています。
特に【母親のメンタルが9割】というのが私の持論です。
このnoteの基本姿勢はプロフィールをご覧ください。
さて。
限られた時間でどれだけ効率よく勉強を進められるかということは、中学受験のみならずすべての人に求められることですよね。
今回は、息子が中学受験のときに使って勉強の効率が爆上がりしたものを5つご紹介いたします。
中学受験が終わった今も、ずっと使い続けている定番中の定番です。
最後まで読んでいただければ、すぐに使いたくなること必至です。
お子さまのやるべきことを見極めるのは大切ですが、やらなくても良いものはやらないと決め、効率化できることをしっかり効率化すると、さらにお勉強がはかどります。
それでは行きましょう!
1. 立てて使うペンケース
もうこれは説明不要の定番中の定番です。
おそらく使っていない人はいないだろうと思いますが、これは本当に素晴らしい発明品なので一番最初にご紹介いたします。
横だったものを縦にする。
そんな簡単なことがなぜ今までできなかったのか!
どうしてそこに気がつかなかったのか!
このペンケースはまるで人類の二足歩行!
『立ち上がってみたら世界が変わりました。』的な。
今まで、横になっていたペンケースでは赤ペンを使いたいのに下の方に沈んでしまってなかなか出てこなかったり、あると思っていた蛍光ペンがなくなっていることに後になって気がついたり・・・
横になっているペンケースでは本当に毎日毎日、使うたびにシャーペンを発掘するのが当たり前でした。
なぜそれを当たり前のことと受け入れていたのか、今となっては不思議です。
ペンケースを立てるだけでいろいろなものを探す手間がまったくなくなるということに、なぜもっと早く気がつかなかったのか。
ウチの息子の場合、本当によく鉛筆や消しゴムや赤ペンなどを忘れたりなくしたりしていました。
片付けるときにちゃんとあるかどうか確認しなさいと、小1のときからずっと言ってきかせていたのですが、性格上そういうことはできない人間なのですでにあきらめていました。
でも、このペンケースならちゃんと揃っているかどうか一目瞭然です。
ウチの場合はシャーペン2本、鉛筆3本、赤ペン2本、蛍光ペン3本、消しゴム3個、定規1本、コンパス1本、シャーペン替え芯1個がいつもの定番です。
横になっているペンケースでは、これらのものが過不足なくあるかどうかを確認するのも面倒です。
ヒトは面倒なことはしなくなるので、結局モノがなくなっていることに後から気がついたりするのです。
使いたいものがすぐに見つかり、手に取れる。
片付けるとき失くしていないか一目瞭然。
こういうことがストレスなくできるのがなにより良いことです。
このペンケースは使っていて当たり前。
もしいまだに横になっているペンケースで毎日毎日シャーペンや赤ペンを探しているのならば、相当効率化の余地があります。
早く二足歩行をはじめましょう!
2. 1.3mmシャープペンシル
小5まではずっと鉛筆を使っていた息子ですが、小6になって書く量が圧倒的に増えてからはシャープペンシルにチェンジしました。
鉛筆はすぐに芯が短くなってしまうので、すぐに削らなければ使えなくなってしまいます。
自習室にこもっているときには何時間も外で勉強するわけで、いちいち鉛筆削りの心配をするのがとても効率が悪くなってきました。
一時期12本の鉛筆をもっていましたが、あまりに効率が悪いのでやめました。
ウチの息子は筆圧が強めなので、普通のシャープペンシルでは芯が細すぎてすぐに芯を折ってしまい使い物にならなかったので、1.3㎜の絶妙なボリュームがぴったりです。
ちなみに今もずっと1.3㎜を使い続けています。
ちょうど鉛筆の芯と同じくらいの太さなので、鉛筆からの持ち替えもスムーズでした。
普段はなくしたり壊したりする危険があったのでペンケースには2本常備していました。
受験のときはもう1本追加して入れておきました。
唯一の難点は1.3㎜の替え芯がその辺にあまり売っていないこと。
なので、替え芯もまとめ買いして常備しておきます。
シャープペンシル替え芯だけでなく、文房具は基本的にすべてまとめ買いでストックしておきます。
いざ無くなったときに焦らずに済みます。
「あれが無い」「これが足りない」というのは地味にストレスですので、消耗品はすべてAmazonでオーダーして、買いに行く手間も省きました。
3. 8㎜方眼ノート
このノートは何冊買ったか覚えていないくらい、ヘビロテしまくりました。
ちなみに息子は今も現役で使っています。
たぶん冗談抜きで100冊以上買ってます。
10㎜方眼ノートだと、4年生以降はちょっとマスが大きすぎて使い勝手が悪くなります。
サピックスの国語ノートも高学年用は8㎜方眼になりますよね。
国語の入試に書く字の大きさが、このサイズだとちょうど良いのです。
8㎜方眼で字を書くことに慣れておくと記述のバランスがとりやすくなります。
しかも方眼ノートは縦書きにも横書きにも使えますので、全教科に対応できます。
方眼ノートさえそろえておけば、どの教科にも使えるのでとても効率が良いのです。
ドット罫線ノートの愛好家も多いですが、ウチは方眼ノート一択です。
ただし、この理系線ノートは図形を描くときにとても使いやすかったようです。
ちなみに最近息子が使い初めたのは、7㎜方眼ノートです。
用途によって8㎜と7㎜を使い分けているようです。
相変わらず方眼ノート好きは変わりません。
テスト前には頭の中でまとめたことを表にして整理するとスッキリ理解できるという勉強法をマスターしたようで、その時にも方眼ノートが役立っているようです。
いずれにせよ、ノートも10冊単位で購入してストックをしておきます。
必要なときに手元にないということのないようにしておきます。
4. フリクション蛍光ペン(イエロー)
「分かってないやつに限って、テキストやノートに蛍光ペンの線が多い」と息子は言います。
うーん・・・耳が痛い。それは昔の私のことだから。
授業中先生にラインを引くように言われたり、自分でチェックした重要なポイントにラインを引くのですが、基本的にウチの息子はテキストやノートに線がたくさんあるのが嫌いです。
ということで、最初に引いたマーカーを何度か復習して「もう大丈夫」と思えたらどんどん消していくスタイルで勉強していました。
特にサピックスの理科や社会のテキストには、授業中ひいたマーカーが何か所かありましたが、見直していくうちにどんどん消えていきました。
フリクションは「消せる」のが本当に使い勝手が良いです。
一つ一つ消すときはペンのおしりについているゴムで消しますが、一気に消したいときはドライヤーで熱風を吹きかけるとあっという間に消えます。
アイロンでも可能ですが、いちいちアイロンを出すのも面倒ですよね。
フリクションのインクは60℃以上の熱で消えるらしいので、夏場の車のなかに放置したら全部消えてしまいそうですね。
やったことはありませんがご注意ください!
色はイエロー一択です。
目立ちますし、もしコピーを取ったとしてもコピーに響かないからです。
蛍光ペンは、意外にすぐに使えなくなります。
これも10本単位で購入していました。
ちなみに開成生は消しゴムと蛍光ペンはほとんど自分で買わないと言われています。
学校の前で業者さんがしょっちゅう予備校のチラシとともに配布してくれるからです。
そう言われてみると中学に入ってからは購入していません(笑)
5. 単語カード
めちゃくちゃ古典的ですが、めちゃくちゃ良く使いました。
本当に使い倒したといっても過言ではありません。
これは使わない人は全然使わないでしょうけれども、ウチはヘビーユーザーでした。
基本的に『暗記』するもの全般に使用していました。
理科と社会のコアプラでなんとなくいつも間違うとか、重要だと思う項目をカードに書いて、移動中の電車でパラパラと眺めていました。
やっぱり、なんだんかんだ言っても理科と社会はコアプラなんです。
コアプラにはじまり、コアプラに終わる。
受験当日、なにを持ち込むかといわれたら理社はコアプラです。
息子の塾バッグにはいつも10冊くらいの単語カードが入っていました。
必要なものだけをまとめ直したり、いらないカードは捨てたりしながら、持ち歩くカードは常にアップデートしていたようです。
コアプラを持ち歩くのはかさばって大変なので、カードで整理しておくというのは合理的・効率的だったと思います。
番外編
特別にランキングするまでもないけれど、いつもウチに常備してあったものを2つご紹介しておきます。
まずは赤ボールペン。
赤ボールペンはいつも2本はペンケースに入れておく絶対に必要なものです。
なので使い勝手が良くてストレスのないものがベスト。
ということで、ウチはこのサラサの赤。書き味最高!
なによりノック式なのが良いのです。
キャップ式だといちいち外してなくさないようにしなければなりません。
なによりその手間が無駄じゃないですか。
ノック式でしたらカチっとするだけですぐに使えますし、キャップをなくすこともありません。
おそらく、キャップをなくさないタイプのお子様でしたらこの判断基準は意味不明だと思います。
でも、キャップをすぐなくすタイプのお子様のお母さまでしたらめちゃくちゃ納得していただけると思います。
なくしたことを叱るより、そもそもなくさないようなシステムにすることが最も効率的です。
もう一つは消しゴム。
おそらくこれも、消しゴムをなくさないタイプのお子様でしたら
「なぜ消しゴムをこんなに大量に買い込むわけ?!」と思うでしょう。
ウチの息子はかつて毎週消しゴムをなくすタイプでした。
その都度叱って、コンビニなどに買いに行っていたのですが、もうその不毛な戦いに疲れ果てたのです。
私は、たかだか700円程度でそのストレスが軽減されるのであれば、喜んで悪魔と契約をする母親です。
息子も、部屋にこれだけの消しゴムがストックされていれば、あまり心配なく使うことができたようです。
それに、なぜかまとめ買いをするようになってからなくす頻度が減ってきました。
母親の投げやりな態度に考えるところがあったのかもしれません。
受験当日は多めに消しゴムをもっていった方が良いので、ここまで多くなくても3個くらいはストックがあったほうが安心です。
ちなみに開成入学後は消しゴムは買った覚えがありません。
まだストックがあるのかもしれませんし、学校の前で業者さんが配っている消しゴムを大量にもらってきているのかもしれません。
ということで、今回は勉強効率を上げるために使ったものをご紹介いたしました。
よく考えてみたら今もすべて現役で使っています。
中学受験のときの勉強スタイルがずっと続くと思うと、早めに効率化させた方が後々のためにもなります。
母親のマインドチェック
・消耗品は常にストックしておくことでストレスを軽減
・勉強効率は文房具の使い方でアップする
・なくす心配より困らないシステム作り
・慣れないうちは使いかたを教えてあげると子供がハマることもある
・長い目でみて効率的な方法を取る
開成に進学後、次の目標に向かってがんばっている息子にサポートをお願いいたします♪