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とにかく、温泉でおっさんは洗うのが好き。

今日はどうでも良いことを書くのだ。いつも、どうでも良いことなのだが、今日は特にどうでも良いことなのだ。

探泉隊活動を初めて数年。気づいたことがある。
それが、今回のタイトルである。
そう、そうなのだ、おっさんは、温泉で浸かるより洗う率が激しく高いのだ。
洗い場の無いような本格的湯治場なら話は違うのであろうが、我々が訪れるようななんちゃって温泉地や共同湯では、間違いなくおっさんが浸かる時間:洗う時間=2:8でなのである。ニッパチの法則なのである。間違いないのである。

とある温泉に訪れた時、脱衣場に貼り紙があった。
「浴槽に浸かる前に必ず洗ってください。特に陰部をしっかり洗って入って下さい」。
かなりストレートな表現で、間違いなく、佐々木朗希が投げ込む165キロ級だ。
さすがに、ここまで追い込まれると私も洗い場でなんとなく洗うフリをして、その後、「ワテ、洗ったで、見てたよな?見てたよな?」というガンを飛ばしながら浴槽に突入することもある。
だが、通常はかけ湯程度だ。そして、場合によっては1時間くらい浸かっているのだ。

ところが、おっさんの多くは湯船滞在時間が非常に短い。前回投稿した下諏訪のモンモンの地元おっさんは、ついに私の目の前では浴槽に浸からなかった。日がな洗い場で過ごしていた。(15分程度であるが)
まあ、しかし、あれだけ湯けむりが立ち込めていれば、十分温泉効果はあるのだろう。

あるいは、以前書いた、北海道味幸園のペットボトル持ち込みオッサンは、10秒浸かっては5分ほど頭を洗い、また10秒ほど、うおーと雄叫びをあげながら浸かっては、5分ほど体を洗うという、2:8の法則どころか、10:300の法則入浴法実践者であった。

さらに言うと、名古屋の繁華街にある源泉掛け流し温泉の足の異様に長いオッサンは、10分ほど浸かっており、「お、これは新種、珍しく長めのおっさんだな」と思っていたら、その後、洗い場で、洗う洗う、頭と身体をなんと二度洗いという、「オッサン、綺麗好きか!」と関西人の私は思わずツッコミを入れることもあったくらい、オッサンは洗うのである。

よって、温泉は脱衣場のカゴが結構埋まってても、湯船は空いていることが多いのが男湯の特徴なのである。

ね、だから、どーでもいいって言ったでしょ。
最後まで読んで頂いた方がおられたら、ご愁傷様でした。

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