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 中村天風と私

 歴史とは、様々な人の生き方を眺めることが、できる学問である。
 特に私が興味あるのは、その人物が、成功してからの、引き際である。ここに、人としての美しさを感じることが、てきるからである。
 私はまだ、成功を目指している所なので、富も権力も持っていないが、持ちたいと思っている。
 なぜか?やはり、富や権力があれば、
やることができる選択肢が、増えるからである。
 私は、プラン・インターナショナルジャパンという所を通して、アフリカのニジェールという国の10歳くらいの女の子に毎月、少額だが寄付をしている。だが、いくら寄付しても、その子どもたちが、自分で自分を養うことが、できるような、自立を促すような寄付の形でなくては、駄目だと思う。
 でも、アフリカなどの貧困国を変えるには、大きな富と、やはり、政治の力が、必要なのではないかと思っている。
 それは、政治家に頼むというやり方ではなく、自分で富と権力を持ち、それを
行使していくことが、必要なのではないかとも、思っている。
 やはり、大きなことをするには、偉くならなくてはならない、と思う毎日である。

 歴史は、私は心底、好きで本を読んだり、物を書いたり、しているが、
毎日の生活の指針は、日本が誇る人物・中村天風という人に求めている。
 天風は、明治生まれ(1876年)で、私が産まれる少し前に亡くなったひとである(1868年)。ちなみに私は、51歳である。
 天風は、血の気が多く、子どものころから、ケンカばかりしていた。日清・日露戦争の時、軍事探偵(スパイ)として、活躍したが、戦争が終わって、さあこれからという時に、急性肺結核になって大量の血を吐いた。
 天風は自分でこの肺結核を治すため、世界の知識人を訪ね歩いた。その希望が破れて日本への帰国途中、インドのヨガの達人カリアッパ師と出会い、ヒマラヤで3年間、ヨガの修行をして、人生に覚醒した。
 この人が、常に言っているのが、心を積極的にしなさいということだ。物事をいい面から、みなさいと言っている。
 また、睡眠に入る前は、楽しいこと、嬉しいことを思いなさいと教えている。眠る前の心がけは、大切らしい。
 あと、現状に感謝することの大切さを
説いている。ご飯を食べられて有り難い、歩けるだけで有り難い、仕事をできるだけで、有り難いなど。
 こういう小さな感謝の積み重ねが、
人の心に平安をもたらすのであると、おしえている。

 今回は、歴史とは関係が、あまりないことを書いてしまいました。今週は、歴史の資料の読み込みがうまく、いかずこのような形になっていまいました。
 中村天風のことは、書こうと思っていたので、ちょうどよかったです。評判がよければ、また、書きたいと思います。

 ありがとうございました。



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