完璧主義
完璧主義とは
心理学においては、万全を期すために努力し、
過度に高い評価基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、
他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと。
定められた時間、限られた時間の内にて
完璧な状態を目指す考え方や、精神状態のことである。
人間の人生にはどうやってもできないことが多々ある。
自分にはやれない。
理知的、心理的に受け入れる
上手く受け入れられるおおらかな人
⇒精神的、物理的な破綻を回避している
完璧主義
⇒受け入れることができず、自分で自分を追い詰める。
それによって責任の転嫁や逃避で言動も破綻していく。
自分に対して過度の期待を寄せている傾向があり
求めていた基準と合わない時に自己批判を行う。
世界に対し助けを求める傾向が低く
理想に追いつけず、妥協もできないまま、悩みを抱える。
“先延ばしの泥沼”
完璧にできるようになるまでは・・・という思いにとらわれ
最初の一歩が踏み出せなくなる。
結果として経験や練習が少なくなり
なかなか技量が上がらず、本当の実行の段階には永久に移れない悲劇。
多くのおおらかな人は
失敗することを楽しみながら経験を重ね、結果として技量を上げていく。
完璧主義の人はそれを指をくわえて眺め続け、自分を責め続ける。
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