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コロナに立ち向かう宇宙産業の今。(2020/05/23)

こんばんは。東京に出てきて1年たちますが、空を見上げてみれば田舎の空と変わらず広い空が見えるんだな~としみじみ。。表紙の写真は昨日近所を散歩したときに撮影した1枚です。

さて、今日はそんな空つながりで近年注目の宇宙ビジネスについてまとめてみたいと思います。

「コロナに立ち向かう宇宙産業の今」
①国内市場は8兆8,000憶市場(2016年)
②2050年には32兆9,000憶にまで市場規模は増加(400%成長)。
③宇宙産業がコロナにより受けた経済影響
④今後注目の宇宙ベンチャー企業

2019年3月NTTデータは、宙を拓くタスクフォース(第6回)において国内の宇宙産業の市場予測をしています。この予測では、2050年には2016年時点の約400%にあたる32兆円の市場規模になると推測しています。

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参照:https://www.soumu.go.jp/main_content/000603731.pdf

世界では、テスラ創業者のイーロン・マスクと、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスが共同で会社(ブルー・オリジン社)を設立しました。また、ビルゲイツ氏や孫正義氏なども巨額の資本を投資しており資本市場の中でも関心度が高い市場だと思います。

従来だと公的機関が実施するのが当たり前でしたが、ここ最近民間が注目している理由は「宇宙データ」への期待です。リモートセンシング技術や、地球観測についての関心が高まっているのです。

宇宙関連の調査会社ユーロコンサルは、2027年まで約7,000機の小型衛星が打ち上げられると予想しています。リサーチしてて驚いたのは、2011年現在でも宇宙には1万8,000もの宇宙ゴミが存在していることです(イメージ画像見てびっくり)。我々の生活にはスマホや、ネットが必需品ですが、その一方、宇宙には環境設備を整えるために様々な機器が周回。我々庶民の感覚よりも大分多い気がしました。

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参照:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/4517/

日本では、JAXA、三菱重工業、NECなどの大手はもちろんのこと、2027年に国内で初めて有人飛行を目指すSPACE WALKERや、堀江貴文氏や設立したインターステクノロジズ社などを始め宇宙ベンチャーの盛り上がりを見せてきています。

しかし、直近のコロナにより人工衛星の納期や打ち上げへの影響は大きく出ているようです。独自の民間宇宙ステーション設立を目指していたBigelow Aerospaceは、2020年3月23日大規模なリストラを実施。香港のAPT satellite社は、2019年に比べて、19%の減収です。

参照①:https://sorabatake.jp/11597/
参照②:https://spacebiz.info/3056/

現状、市況的には悪いようですが、今後5Gの需要がのびていく際には半導体市場ともに必ず需要が回復していく市場でだと思います。

今後に期待ですね!

【要チェックな宇宙ベンチャー企業】
・SPACE WALKER
・スペースワン
・インターステラスクのロジズ
・PDエアロスペース


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