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【現役世代・子育て世代こそ知っておきたい】お金と投資のこと (その2 投資資金の作り方・投資の勉強法・味方につけたい投資手法)

前回のnoteでお金を貯める為のお金マインドや投資の必要性をお伝えしました。→ 【現役世代・子育て世代こそ知っておきたい】お金と投資のこと (その1 お金の考え方と投資の必要性)
今回は、具体的にどのように投資するお金を用意するか、騙されない為の投資の勉強法やどのように投資するか、について見ていこうと思います。

当たり前ですが、投資するお金は余裕資金であることが大切です。
明日のオムツやミルク、食材も買えないお金で投資をするべきではありません。投資はリスクもあるので、0になることも勿論ありえます。最悪のケースで0になってしまっても勉強代になったと思えるくらいの余裕資金である必要があります。ただ、そうならないよう知識を身につけたり勉強することで0になる確率を下げることは十分できると思います(自己責任なので約束は出来ませんが)。

どのように投資するお金を作るか

よく聞くのが『お金が余ったら貯蓄する』という考え方です。生活もあるし気持ちは分かるのですが、このように考えているうちは残念ながらお金が貯まる(増える)ことは、よほど余裕がある場合でない限りほとんどないです。そこで、最初から毎月投資専用の口座に自動引き落としにしておくことをオススメします。最初から投資資金を引いた金額で生活できるようにしておくのです。

ただ、張り切って投資しようと思うあまり、いきなり「これまでの半分で生活するぞ!」と言うのは急すぎてどうしても無理が出ます。無理が出ると結局足りなくなって投資資金に手をつけることになるので、最初は少し頑張れば出来そうな金額にしておくのがいいと思います。生活費をいきなり来月から10万円減らすとなるとなかなか大変ですが、1万円ならすぐに出来そうですよね。少しずつ節約に慣れ、無理なく投資資金を捻出していきます。

それではここで、節約にも繋がる消費意欲を抑えるためのテクニックを3つご紹介します。

①家を整理整頓する
②買い溜めはしない
③必要なものは、必要な時に必要なだけ与えられる・得られるというマインドでいる

家を整理すると、今、家の中に何がどのくらいあるかよく分かるので余計なものを買わなくて済みます。ないな〜と思って買ったら出てくる!ということ、経験ありませんか?家を整理しておくと、そう言うことがなくなります。

買いだめも基本的にNGです。私はいくらお買い得なものがあっても、今必要なければ基本的に買いません。
買い溜めしたものを置くスペースもお金である、と考えています。スーパーの在庫費用を私がもつ義理はないのです。このような気持ちでいると、無駄使いしなくなりますよ^^

マインド面も実は大切で、常に与えられると安心していれば、買わなければ損する!!と言うような強迫観念に駆られて買い物することがなくなります。実際、本当に必要なものであるならば必要なタイミングで買うなり貰うなりで手に入るようになっています。そういうものです。

あくまでイメージの話ですが、両手いっぱいにいつ使うか分からないものを抱え込んで、本当に必要なものを受け取る余裕がない!なんてことがないようにしておきましょう。実際、余計なものを処分して家の中にスペースをもうけると本当に欲しかったものが舞い込んできますよ。というか、余計なものが家からなくなると自分に必要なもののセンサーが鋭くなるので必要なものだけが引き寄せられる感じがします^^
片付けに関しては、近藤麻理恵さんの片付けの魔法が役立ちました。
今、北米で大ブレイク中ですよね。私はスピリチュアル系なので(笑)コンマリワールドが大好きです。そちら系が苦手な方は、断捨離系の本や片付本は沢山出ているのでご自身に合うもので整理整頓することをオススメします。

投資に勉強は必須

節約や努力して毎月蓄えたお金をよく分からないまま投資してよく分からないまま失ってしまっては困るんですね。大切な資金を失わない為にもやはり本を読んだり勉強することは必須です。

ちなみに、何の知識も努力も不要!楽して稼げる!などとうたう投資商品や情報商材はほぼ100%詐欺なので論外です。投資するには知識を身に付けること、お勉強が必要です。何の努力も勉強もしたくないけど投資で稼ぎたい場合は、どうぞ適当な情報商材でも買ってみてください。責任は持ちませんが(投げやりw)。
特別な情報商材を買わなくても、投資はきちんと勉強して知識を身につければ、誰でもできます。実際私も、10年以上投資をして少ない種銭を少しずつ増やせていますが、学歴でいうと高卒です。
今は放送大学に通ってるので近い将来大卒になれるかもしれませんが、育児する上で興味のある教育学・心理学・哲学を中心に学んでいるので複雑な計算や経済理論みたいなことは特別に学校では勉強してません。

それでも、自分なりに本を読んで勉強したり、実際に投資をしながら分からないことを調べて、知識を身につけることができました。
投資は誰でも、学生でも(未成年の方は親の同意が必要です)中卒でも高卒でも大卒でも、どんな学歴でもどんな経歴でも関係なく同じフィールドに立てる世界なのです。

とはいえ投資関連本は2000円以上するものも多いのと、電子書籍版でない場合は量が膨大になり場所をとるので図書館の本をフル活用するのがオススメです。最近の図書館は、読みたい本を置いているかネットでチェックできたり、最寄りの図書館にない場合には最寄りの図書館に取り寄せてくれる予約サービスも行っていて結構ハイテクになっていて便利ですよ。借りた本の中で、自分にとって読み易い、バイブル的に何度も読み返したいと思ったものだけ購入するといいと思います。スペースの関係で手放したものも多いですが、米国投資家のウォーレン・バフェット氏の本や本田健さんの本は今でも大切にしています。一番最初の基礎・基本的なことは池上彰さんの本も沢山読みました。


投資セミナーやテレビの株解説での勉強

勉強と聞いてすぐに投資系セミナーなどを思い浮かべる方も多いかもしれません。または銀行や証券会社から勧誘されたこともあるかもしれませんね。(私も金融業界の頃はよくセミナー勧誘してました!笑)
セミナーでも勉強も時間と、有料の場合はお金が許すのなら有益だと思います。ただし、お金や投資についての基礎・基本的なことを除き個別商品や個別銘柄に関しては、あまりセミナー講師が特定のセミナーで言っていることを信じて(盲信して)投資しない方が良いです。

投資する際には自分ルールを持って、自分のルール、自分の指針で買う・買わないを決めるのが大切です(私のルールも別のnoteに書く予定です)。
そうでないと、あの人があの時買えと言ったから買ったのに損した!と他人を責め続け、成長できません。自分ルールで買って失敗なら学びのチャンスがあります。
人は心理的に成功は自分の能力!失敗は人のせいや運が悪かった!と思いたいものです。でも実際どうでしょう。成功した時たまたま運がよかったのかもしれないし、タイミングがよかったのかもしれません。成功した時に傲慢にならず、失敗した時も学ぶことで賢くなれると思います。これはもちろん、私自身への自戒も込めてですが。

ちなみに・・・私も投資運用会社の『中の人』を経験したことがありますが、関係者全員が投資において超プロフェッショナルだったかといえば・・・そんなことはなかったです(汗)。あんまり細かいことは言えませんが、プロと言っても盲信は危険だなと身を以て感じました。
経済評論家、アナリスト、投資運用のいわゆるプロの人、あるいは銀行の窓口や営業というのは、あくまで毎月お給料をもらって雇われているわけですから、その点を忘れないようにしましょう。セミナー講師の意見を鵜呑みにせずに、あ、そういう意見もあるんだな程度にするのがいいと思います。


投資は時間と複利の力を味方につける


あのアインシュタインは人類最大の発明は『複利』だと言っています。
そして時間は、お金持ちの人でも、そうでない人にも、どんな環境にいる人でも平等に与えられた『資』です。複利は最初の数年間はなかなか増えなくても、時間を味方につけることで途中からぐーんとお金を急成長させることが出来るのです。時間と複利を味方につけない手はありません。
複利計算できるソフトはネットでも出ているので、検索されて金額や年数を入力し、その威力を是非自分ごととして感じてみてくださいね。

時間を味方につけるとは、つまり早く始めることが大切!

20代で負えるリスクと70代で負えるリスクは全然違います。年齢を重ねると、病気や入院でお金が急に必要になるリスクも増えますから、よほど余裕がない限りはそこまでリスクの高い投資は出来ません。
しかし20代30代であるならば、目先の経済の雲行きが怪しくても10年、20年保有することで経済が回復するチャンスは何度か(何度も?)訪れる確率が上がります。となると、少々リスクが高い投資であっても時間でカバーできる側面があるんですね。

つまり、投資をするなら、なるべく早く(出来れば20代から)始めるのがいいと思います。ちなみに私は両親に同意書をもらって19歳の時に投資信託デビューしました(投資信託の苦い思い出は後述します)。これを読んでくださってるママさんは、子供達に早期から投資することを教育することもできますね。

誰でも、今がこれからの人生で一番若い時な訳ですから、納得されリスクを承知できた方はすぐに、ご自身の年齢相応のリスクを取った投資を始めるのがいいと思います^^

運用利回りは現実的な数字で

素人がいきなり複利で50%目標!というのはちょっと少々リスクが高すぎます。リターンが大きく見込めるものというのは、一般的に失われるリスクも高いと言えます(ハイリスクハイリターン)。そもそも資金をなるべく減らさないことも大切なので、リスクとリターンの関係を理解しておくことも大切です。
まあ、リスクとリターン以前に、複利で50%とか断定的にそういうことを言ってる商品はほぼ間違いなく詐欺と考えていいと思います。
まずは5〜10%くらいを目指すのが初めての方には現実的だと思います。 株式投資できちんと企業を選べば、十分狙える数字です。


今回のnoteをまとめると

・投資は余裕資金で!
・家の整理と与えらるマインドでお金を貯める
・騙されない為にも投資の勉強は必須
・時間と複利を味方につける

次回はざっくり私の経験を踏まえた上での投資商品の説明(意見)を書こうと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございました!それでは。

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