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外資系IT企業の職種別給与モデル(ビジネス職)

本エントリーでは外資系IT企業の職種別給与モデル(ビジネス職)を解説しようと思います。

大手外資系IT企業のビジネス職では、「ベース」と呼ばれる基本給と、「ボーナス」と呼ばれる業績連動賞与の2つで年収が決まります。

企業や個人によって多少の違いはあるものの、おおまかに下記3種類に分けられると思います。ベースを600万とした場合のモデル年収も記載していますが、職種・給与モデルによって年収に差が出ることが分かると思います。

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①営業

ベース:ボーナス比率=6:4(場合によっては、7:3、5:5)

モデル年収 1,000万円 (ベース 600万 + ボーナス 400万)

先ずは営業職ですが、他の職種に比べて、ボーナス比率が高いの特徴となります。6:4が多いかと思いますが、場合によっては、7:3や5:5と変動します。個人によって異なる場合もあれば、インサイドセールスはボーナス比率が低めに設定されていたり、会社にとって重要な戦略的アカウントを担当する営業は5:5であったりする場合があります。ボーナス比率が高いことに加え、個人の業績がボーナスに直結することも特徴です。

②プリセールス・ビジネス開発

ベース:ボーナス比率=8:2(場合によっては、7:3)

モデル年収 750万円 (ベース 600万 + ボーナス 150万)

次に、プリセールス・ビジネス開発職と呼ばれる営業をサポートする職種ですが、8:2の割合が多いです。人によっては、7:3となります。ボーナス比率は低いですが、ボーナスに関しては、会社や部署と連動していることも多く、①営業職ほどは大きく落ち込むこともない(逆に言うと大きく増えることもない)というのが特徴かと思います。

③バックオフィス

ベース:ボーナス比率=10:0(場合によっては、9:1、8:2)

モデル年収 600万円

最後に、バックオフィスの職種です。バックオフィスには、人事・法務・契約関連等の部署が含まれます。業績に応じたボーナスがない、または比率が非常に低い職種となります。ボーナス比率が低いことはマイナスに聞こえるかもしれませんが、その分、売り上げに囚われず、日々の業務をこなしていけるという魅力もあるかと思います。

以上が大まかな外資系IT企業の職種別給与モデルとなりますが、いかがでしたでしょうか。

転職や部署異動の際は、ベース給与の交渉だけではなく、ベース・ボーナスの比率を確認・交渉することも、大切な要素となってきます。本エントリーが、外資系IT企業を目指す際に少しでもお役に立てれば幸いです。

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