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プロデューサー=音楽家庭教師

大変ご無沙汰しております。
highlightの今井です。レーベルの言い出しっぺなのに、めちゃくちゃ久々になってしまいました…。ただ、今日ばかりは筆無精な自分も書かざるを得ない、特別なリリース日なのです。

LAYRUS LOOP、初のDigital EPリリース🎊

highlight第2弾アーティストである、LAYRUS LOOP(レイルスループ)の5曲入りDigital EP『ポップコーン』が遂に配信されました!!!
サブスクはこちら👇

リード曲「グッドナイトベイベー」のMusic Videoはこちら👇


LAYRUS LOOPとは

詳しくはhighlightのSakaiwaiさんのnoteを読んでいただければと思います。

2020年9月、Sakaiwaiさんから、highlightスタッフが参加している社内slackで、「このバンド、かなり良いと思ったんだけどどうかな」と、LAYRUS LOOPのライブ映像がシェアされました。
その映像と、当時バンドのYouTubeにアップされていた、デモver.の「グッドナイトベイベー」の音源を聴き、僕もすぐに夢中になり、京都までライブを観に行きました。Sakaiwaiさんのnoteに書かれているのと同じように、「これがダイヤの原石ってやつか…!」と興奮したことを覚えています。

LAYRUS LOOPの音楽家庭教師=真部脩一さん

先日NONA REEVESの西寺郷太さんが、ブライアン・イーノのことを“世界最高の音楽家庭教師”と称していらっしゃって、以前から自分の中で思っていた感覚を、的確かつ巧みな表現されたような感動があったのですが、ミュージシャンにとってプロデューサーとは正にそんな存在なのだと思います。

デヴィット・ボウイ、トーキング・ヘッズ、U2…等々が、更に音楽的な進化/深化を遂げ、覚醒していったその影にはブライアン・イーノあり。

LAYRUS LOOPにも、そんな存在が必要だと思い、真部脩一さん(ex-相対性理論/集団行動)に相談しました。

僕は真部さんのことがフェイバリット作家(作詞/作曲/編曲)&フェイバリットミュージシャンの一人であり、ずっといつか仕事でご一緒したいと思っていました。

きっと僕たちレーベルスタッフだけでやるより、真部さんのような作家でありマルチプレーヤー/プロデューサーにお力添えいただいた方が、バンドを音楽的に大きく成長させてくれると考えてオファーすることに。
真部さんはデモを数曲聴いて、我々と同じようにLAYRUS LOOPの魅力を感じてくれたようで、快く引き受けてくれました。

その後、メンバーとの会話から始まり、プリプロダクションとレコーディングを繰り返し行いました。

真部さんのメンバーへのディレクションは、目から鱗の連続。平易な言葉で本質を突くようなことばかりで、成長させてくれるきっかけを沢山与えてくれました。
そしていつも同じ目線に立ってくれた上で、時に厳しいアドバイスをいただきつつ、期待に応えたときは全力で褒めるという姿勢に、感銘を受けました。

また、今作のデモはライブで仕上がっている楽曲が多かったので、アレンジはデモを活かしつつも、ちょっとしたスパイスやアイデアの積み重ねで劇的に変わる瞬間を何度も見てきました。本当に勉強になりました…改めてお慕い申し上げます!!

素晴らしい作品にするには、楽曲やバンドそのものの魅力があることが大前提。そして今作には、その魅力を120%に引き上げ、輝かせてくれたプロデューサーがいる。今回はそんな制作の背景を書かせていただきました。

皆さんのお気に入りになってくれたら嬉しいです。是非お聴きください🙏(今井)


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