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[コラム]ネットワークエンジニアの現場から(2)切り分け概要

キーワードのご紹介

皆さんこんにちは。セッテンくんです。
IT企業への就職を検討しているが、システムエンジニアリングの仕事ってイメージが付きづらい…。

そんな方に向けて、みなさんの興味とIT実務の接点をお届けしていきます。
今日のキーワードは"切り分け"です。

日常との関わり

絶対に対処しなければいけないことなのに(だからこそ?)、手当たり次第に進めていても進まないことってありますよね。
勉強、やらなければならないことのスケジュール調整、就職・転職活動も、そんなことの1つかもしれません。
ITの現場ではトラブルの対処の連続ですが、最初に聞いていたところからは思いがけない原因があることも多く、手当たり次第では一向に解決しません。
そんな時、意識するのが今回から複数回にわたりご紹介する切り分けです。
ITの分野に限らず、課題を解決するとき一般に役に立つ考え方でもあるので、ぜひ読んでみてください。

ITのお仕事に必要な意識

ITのお仕事というと、特殊な知識やスキルばかりイメージする方が多いと思います。経験の差は技術面での差が大きいと思ってしまい落ち込むというのは、仕事を始めたての頃は特に、あるあるだと思います。
ただ、実際には同じくらいか、時に技術よりも、有効な手法を使いこなしているかが大きいです。もちろんこの手法を知っていること、適切に使いこなせることも経験の中で強化されていきますが、手法を意識的に学ぶことで、成長のスピードは上がっていきます。

切り分けもそんな手法の1つ

切り分けも、普段の業務での課題解決から、お客様が目の前で困っているトラブルシューティングのときまで使える、心強い手法の1つです。
ぜひシリーズを通して手法を自分のものにして、使いこなせるその日まで磨き上げていただきたいと思います。
切り分けというのは、情報を集め、分析することを繰り返し、悪さをしている原因の範囲を絞っていく手法です。
※情報を集めるのは前提で、その後の絞るところが切り分けという考えかたもあるとおもいますが、ここでは情報を集めるところからの一連の流れで説明します
そんなのいつもやっているよと思ったあなたも、こんなよくある失敗に陥っていませんか?
・要素を漏らさないようにいきなり全体図等網羅的な資料で検討する
・トラブル報告のまま要素を切り分けるも原因が見当たらない
 こんなことにならないように、次回以降情報の集め方や、分析の勘所をお伝えします。

おわりに

このような技術を組み合わせ、弊社では日々お客様の困ったを解決するサービスを提供しています。
この記事を読んで、少しでもIT企業で働くイメージが湧き始めたら、ぜひ弊社HPも確認してみてください。