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令和6年度教員採用試験で試験免除や廃止を行う自治体

教員不足が止まりません。教員採用試験で募集人数を満たせない自治体が出てくるほどです。各自治体は受験者集めに必死です。中には大胆に試験の廃止や条件を満たした志願者の試験免除を行う自治体も出てきています。教員採用試験受験に役立つ情報をまとめてみました。

富山県

  • 2次試験での模擬授業を廃止

島根県

  • 県出身の学生をターゲットにした『島根創生特別枠』で1次試験の一部を免除

愛知県

  • 教員や講師経験者は1次試験を免除

山口県

  • 正規採用教員経験者は専門教養を免除

  • 3年以上の講師経験者は1次試験を免除

神戸市

  • 2年以上の教職経験のある志願者の一般教養、教職教養を免除

  • 2次試験の小論文を廃止

大分県

  • 3次試験を廃止

群馬県

  • 小論文を廃止

  • 成績優秀な学生の一般教養、教職教養を免除

福井県

  • 通算5年以上講師経験者は1次試験免除

徳島県

  • 一般教養を廃止

  • 2年以上の教職経験のある志願者の1次試験を免除

香川県

  • 前年2次試験不合格の講師の1次試験免除

沖縄県

  • 59歳まで受験可能

まとめ

いかがでしょうか。各自治体は、志願者の受験負担を極力減らし、自分の自治体を受験してもらえるような工夫に取り組んでいます。中には一般教養を完全に廃止する自治体すらあるほどです。それほど、自治体間で教員の奪い合いになっています。

一昔前とは打って変わって教員採用試験は受験しやすくなりました。教員不足の現在、免許を持っている人は貴重な人材です。教員に興味のある方は、受けてみてはいかがでしょうか。

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