ADHDに才能なんてあるわけない
こんにちは。
ひげおです。
のっけから荒ぶっております。
ADHDで才能のない私です。
よく巷で言われるのは、、、
「ADHDにはその障害特性から普通の人にはない能力がある」
とか
「あの有名な画家や音楽家も発達障害だった」
「発達障害を持っている人は芸術に秀でた才能があるかもしれない」
だの
そんな才能あったらこんなに人生苦労してないねん!!
才能ある人はADHDを持っている人の中でもごく一部なんだと思います。
発達障害ではない人の方が母数としてめちゃくちゃ多いのに、その数より圧倒的に少ない発達障害の人の中で才能ある人が多い訳がないんですよ。
割合として多いというのはあるかもしれませんが、、、
大体は私のように、才能もなく、定型発達の人よりも能力が低いという状態なのではないかと思います。
なので、私が日々仕事をどうにかこなせるよう頑張っているのは、
無能→常人へと成長する為だと思っています。
おそらく普通の人は、
常人→有能になれるよう頑張るのだと思います。
その上に、センスのある人
さらに上に才能のある人のように並んでいるのではないかと思います。
なだらか~に
無能→常人→有能→センスある→天才
みたいな感じなんだと思います。
発達障害で才能がある人はその才を活かして活躍すればいいのですが、
私のようにADHDで才能のない人はどうすればよいのか…?
人より多く試行して体で覚えていく
これに尽きるのかなと思います。
常人と同じ試行回数や感覚でやるとどうしても覚えきれなかったり、
失敗したりすることが多いかと思います。
なので、試行回数をとにかく多くして、失敗をたくさん積み重ねて、
ダメなところを泥臭く洗い出して、成功する道筋を立てる。
こうして得た経験は、頭で覚えているだけではなく、
体でも覚えていることになります。
覚えるというよりも体に刻み込むという感覚のほうが近いのですが、
こうすると本当に忘れづらくなります。
要は痛い目を見て、それを繰り返さないようにするってことですね。
ここまでやって、やっとこさ常人のレベルに追いつけるのかなと
思っています。
(感覚ではありますが)
そんな時間をかけて当たり前のことが出来るようになるまで
努力しなければならないなんて馬鹿馬鹿しすぎる。
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
人間の能力、才能というのは基本的に不平等で、
与えられたカードで戦うしかありません。(スヌーピー)
僕は偶々、与えられたカードが少なく、かつ弱かった。
「青眼の白龍」なんて手札にはなく、「聖なるバリアミラーフォース」
のような強力な術もありません。
せいぜい、一番強くて「エルフの剣士」くらいしかなく、
あとは努力で手に入る「伝説の剣」がある程度です。
なんとか、装備して少しづつ強くなって、人生の後半あたりで
普通の人くらいにはなれたらいいなと思っています。
なので、タイパはクソほど悪いですが、試行回数を重ねて、
たくさん時間をかけて、半歩ずつでも進むことが、
人生をサバイブする中での重要な要素なのではないかと思います。
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