ひげを生やすべき理由
ヒゲを生やしている男は女子ウケが悪い。
これらはネットから拾ってきた女性たちの意見だ。
・清潔感がなく、近づきたくないし魅力を感じない。(30代)
・ヒゲはチャラくて、頭が悪そうに見える。(40代)
・夫が定年してから生やし始めました。不潔にしか感じません。(50代)
なかなかに、ひどい言い草である。
やはり「 清潔感 」は女性にとって、男性を評価するうえで大きなポイントになるようだ。
それにもかかわらず、「 男らしさ 」という一点のみを追求し、ヒゲを生やしているオトコたちがいる。
そんな彼らは少しイタイ人なのだろうか。
いや、実はそうではない。なぜなら、女性の中には、一部のヒゲ男子好きが存在しているからだ。
そして彼らは、熱狂的だ。
竹野内ファンの顔を思い浮かべてほしい。
・・・
いや、それはタ・ケ・ノ・ウ・チだからだろ!と突っ込むのは、この際辞めていただきたい。
需要と供給さえ一致していれば、市場として成立する。
そして、昨今は空前のヒゲ脱毛ブーム。
ということは、ヒゲ市場はむしろブルーオーシャンなのではないか。
そう、彼らはまさに「 ヒゲ市場 」を自ら選択し、そこで熱狂的なファンを獲得している合理的な男たちなのだ。
これを「 ひげ戦略 」と呼ぼう。
「 ひげ戦略 」とは、
「 ひげ 」=「 個性 」を活かしながら
「 ブルーオーシャン 」で戦い
「 嫌われる勇気 」を持ち合わせることで
「 熱狂的 」なファンを獲得すること
これをまさに実践しているのが、キングコングの西野さんだ。
彼は芸人にもかかわらず、ひな壇にあがりたくないと言ってみたり、絵本を書いてみたり、「 常識 」なんてもんは無視する、ひげボーボーの人間だ。むしろ本物のヒゲも生やしている。
誰かに嫌われても自分がやりたいこと、正しいと思う事を貫く。わざと炎上もさせるし、嫌われるのも得意だ。一時期は日本人のほとんどをアンチにまわしたのではないかと思う。
でも今はどうか。
彼は日本一の会員数を誇るオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」を経営し、
彼の2度のクラウドファンディングは大成功。
映画「えんとつ町のプペル」は現時点で動員100万人を超え、大ヒット上映中である。
西野さんはまさに現代の最先端を行く革命児だ。
では彼の成功要因はなんだったのか。
それはアンチを生み出し逆に利用することで、一部の熱狂的ファンを獲得したこと。そして、芸人が時代の最先端を行くというブルーオーシャンを狙ったことが大きいと思う。
100人に可もなく不可もなく好かれるか。
それとも、80人に嫌われて、20人に愛されるか。
これからの時代を生き抜くのは後者なのかもしれない。
ぼくたちも、自分に似合う「ひげ」=「個性」を見つけて、成長させていこう。
でも、自分のひげが見つけられないんだよって方に向けて、プロゲーマーの梅原大吾さんはこのように語っている。
正しい事を積み重ねた先に出る個人差。それが勝負における本当の個性だ。
あなたにとって正しいことをひたすら積み重ねていこう。
いずれ必ず個人差が出てくる。
それこそがあなたにとっての「 ひげ 」なのかもしれない。
ということで今回は以上です。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。😁
ではまた。
(西野さんのオススメ本👇)
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