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♯1.持続可能な生活とエコフレンドリーな選択

■キッチンから始めるゼロウェイスト:家庭でのプラスチック削減のヒント

こんにちわ。岩手県在住のシングルファザー、hige298です。

私たちの家庭でのプラスチック削減への取り組みは、ある普通の週末の朝から始まりました。
娘と私はキッチンで朝食を準備している最中に、プラスチック使用の問題について話し込むことになりました。
(もちろん、衛生面に対する配慮もするので、あくまでも「できる範囲での試み」となります。極端に偏った異常なプラ削をしたいわけではありません。)

「パパ、このプラスチックのラップ本当に必要?」娘が質問しながら、サンドイッチを包もうとしていたプラスチックラップを指さしました。

「実はね、もっといい方法があるんだよ。蜜蝋ラップって知ってる?」私は引き出しから蜜蝋ラップを取り出しながら説明しました。
「これは自然素材でできていて、洗って何度も使えるんだ。」

娘は興味深そうにそれを手に取り、「おー、いいね!これでサンドイッチ包むの?どうやって洗うの?」と次々に質問しました。

「うん、使った後はぬるま湯と少しの石鹸で優しく洗うだけだよ。環境にも優しいし、見た目もかわいいから、お弁当にもぴったりだね。」と私は応え、彼女と一緒にその日のお弁当を蜜蝋ラップで包みました。
(熱とか冷凍、生食材には向かないようです。)

次に、私たちは週末の買い物に出かけました。スーパーマーケットでは、私たちは意識的にプラスチック包装されていない商品を選びました。
娘がトマトを手に取り、「これ見て、パパ。プラスチックじゃないパッケージだよ!」と見せてくれました。

「そうだね、これなら家に余分なゴミが増えることもないし、いい選択だね。」と私が答え、私たちは無包装の野菜や果物を布製のバッグに入れていきました。

帰宅後、キッチンで食品の保管方法についても話し合いました。
「ガラスの瓶を使って、これからはジャムや調味料も自分たちで作ってみようか。プラスチックの容器を買う必要がなくなるから」と私が提案すると、娘は「それ、楽しそう!何から作る?」とわくわくした様子で応じました。

この日を境に、私たちのキッチンは徐々に変わり始めました。プラスチックの使用を減らし、再利用可能な製品を選ぶように心がけるようになったのです。そして、その変化は娘にとっても新たな学びの場となり、彼女自身も友人たちにこの取り組みを広めるようになりました。

「パパ、友達にも蜜蝋ラップを見せたら、みんなすごく興味持ってくれたよ。次は手作り化粧品を作ってみたいな。」
娘のこの一言は、私たちの小さな取り組みが周りにも良い影響を与えていることを示していました。

私たちのゼロウェイストの旅はキッチンから始まりましたが、これは私たちのライフスタイル全体へと広がりつつあります。持続可能な生活を通じて、私たちは日々の選択が環境に与える影響を理解し、地球に優しい選択をする喜びを感じるようになりました。

キッチンでのプラスチック削減から始めた小さな一歩が、娘の環境意識を育て、私たち家族の生活全体にポジティブな変化をもたらしています。
これらの経験は、私たちが地球とどのように向き合うか、どのように責任を持って行動するかを教えてくれる大切なレッスンです。

このブログを通じて、私たちのゼロウェイストへの取り組みが、他の家庭にもインスピレーションを与えることを願っています。
毎日の生活の中で環境に優しい選択を行うことが、私たち一人一人にできる最も力強い行動の一つだと信じています。
そして、娘が将来、この地球を継承する世代として、持続可能な方法で生活を営むための基礎を築いていることに、親として大きな誇りを感じます。

私たちのゼロウェイストライフスタイルの旅はまだ始まったばかりですが、キッチンから始めた小さな変化が、大きな未来へと繋がることを確信しています。

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