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出演のお知らせ(2024.7.3 BS11「報道ライブ インサイドアウト」)と昨夜の「1930」若干の補足

昨夜BS-TBS「報道1930」をご覧くださった皆様、ありがとうございました。
早速YouTubeに動画を出していただいています。

昨夜は、フランスの議会選挙と、ハンガリーの議長国就任に焦点を当てていただきながら1時間半お話しました。

番組でも申し上げましたが、フランスで国民連合がこのまま第1党となり、オルバンの仕掛けている「新たな主流派形成の試み」が勢いを得た場合、この二カ国の対ロシア、対ウクライナ、対中国政策とその影響が気になるところです。

番組終盤で、「ルペンは(2021年に)『ロシアの脅威ではなく、中国の脅威こそ語られるべき』と指摘していた」ことをご紹介しました。
これは、本当に中国を危険視しているのか、それともロシアは大して脅威ではないと(ロシアに近い立場から)言いたいのか、読み解きが必要な発言ではあるのですが、その後中国がこのルペン発言を忘れていないことが伺える記事を見つけました。

この環球時報英語版では、今回の選挙で国民連合が多数派になった時、中国に対してより保護主義的な立場を取りかねないとも論じられています。

前回の1930では、中国がドイツのための選択(AfD)には食い込もうと努力している様子をご紹介しましたが、
この環球時報英語版ではフランスの国民連合が影響力を増すことは中国にとって望ましくないという論調ですので、同じ欧州懐疑派でも中国の受け止めが異なる(様子である)ことには留意したいところです。

さて今週はもう1本出演します。

大変久しぶりの出演です。
今回は、フランスについて引き続き考察すると同時に、英国の前倒し総選挙についてもしっかりお話させていただく予定です。
ご覧いただければ嬉しいです。

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