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いまこそ決断を下すとき (Twitter140文字小説)

「送信」をタップする指が、緊張し激しく痙攣している。

 熟考と懊悩を繰り返し、ようやく納得いくものが完成したが、最後の勇気が挫かれる。

 プルプル刻む私に、「うざい」と横の妹が無神経な行動。

「ああ」と叫ぶが、もう遅い。

 ポンッと「おけ」と軽快な音が弾かれる。

 でかした妹よ。

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