汗だくのなか、くすりをたくさん飲む
台風が近づいていますね。仕事の合間に、何度も思い出しては気象庁の台風情報を確認しています。
夏の訪れは、台風のニュースと共にやってきます。日差しが肌を刺すようになり、ときどきその中に混じる風が突如として強く吹き、まるで大自然がその存在を主張するかのようです。
風邪気味かつ汗だくのなか、薬を口に放り込みました。風邪薬、それに持病の薬です。口に入れるその一瞬、時間がゆっくりと流れる気がします。薬は苦かったり、なんとも味気ないものですが、これが私を繋ぎ止め、日々を支える力になります。これがなければ、生活はかなり厳しいものになってしまうでしょう。
そんなとき、ふと大貫妙子の「くすりをたくさん」が浮かんできました。その曲は、それぞれの人生を生き抜くための「くすり」について歌われています。昔はその意味を理解できなかったのですが、今となっては身につまされる思いです。
自分自身の身体を支えるために「くすりをたくさん」飲んでいる今、その歌詞が深く心に響きます。薬とは、一見すると無機質なものですが、その一片一片が人間の生命を支えています。だからこそ、大貫妙子は私たちに「くすりをたくさん」と歌いかけているのでしょう。
私たちは、自分自身の体を知り、それを支えてくれるものを大切にしなければなりません。その一つが「くすり」です。それは、生命を繋ぎ止める大切な存在です。
こんな風に考えていると、仕事の合間にちょっとひと息つく時間が、一日の中でも大切な時間に思えてきました。
薬つながりで、こんな曲も聴いていました。
結局、人間とは「くすりをたくさん」必要とする生き物なのかもしれません。それは体を支えるものであったり、心を癒すものであったり、生きる勇気をくれるものであったりするのかな、と思いました。
夏ですね
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