【退職エントリ】就活で32社から門前払いされた男が大手コンサルに転職する話
転職術を期待している方すみません。
本記事は、営業職からエンジニア職に転職を決めた理由を書いてます。
理由は、後で自分の意思決定が正しかったどうかを振り返るためです。
隣の芝生は青い症候群
隣の芝生は青くみえるという言葉があるように、自分とは違う会社や職種はよく見えるもの。
自分なりには考え抜き営業職からエンジニア職に転職をしましたが、少しは隣の芝生は青い症候群にはかかっていたとは思います。
だから、転職理由を文字として残しておき、後に実際はどうだったかを検証したいと思っています。
振り返りをしなければ、また他の会社・職種が魅力的に映り転職といったように、無意味な転職を繰り返してしまう恐れがあります。
そういった転職の先には、何もできないただのサラリーマンになると思いそれを避けたいと強く思っています。
自己紹介
転職理由について書いていく前に、かんたんに自己紹介だけ。
偏差値50程度の大学に指定校推薦で滑り込む。
在学中は、英語を勉強するため渡豪し、留学後は245点だったTOEICは770点にアップ。(2022年12月に800点突破)
この成功体験と英語力を武器に就活をするも32社の会社からお祈りされる。
なんとか都内のIT中小企業に拾ってもらうことができ、都内でサラリーマンをやらせてもらってる20代です。
転職を考えたキッカケ
まず初めに転職を考えたキッカケですが…特にありません。
社会人になってから求人を見ることは習慣としており、たまたま転職先の求人に出会ったという感じです。
余談ですが、求人を見ることを習慣としていた理由は、自分より高い年収がもらえるポジションに求められる能力を把握するためです。
そしてその転職先の求人を見てみると、応募要件をそこそこ満たしていたこと、年収が上がる見込みがあったことから応募してみました。大企業ではあるので、どうせ落ちるだろうという軽い気持ちでした。
応募してから数日後、まさかの書類選考を通過。
そこからたったの2週間で最終面接を迎えることができ、そのさらに2週間後には内定をいただくことができました。
転職を決断した理由
上述したように転職する気はそこまでなかった自分が、どうして転職に踏み切ったのか。
その理由は3つありました。
エンジニア経験を獲得するため
自分の才能へ投資をするため
専門性を磨くことができるため
1、エンジニア経験の獲得
私はIT企業の中でも人材を商材としており営業として働いていたのですが、開発経験のなさがボトルネックに感じることが多々ありました。
例えばエンジニアのフィードバックをもらう時。
開発経験がないことから、顧客から言われたことを鵜呑みにすることしかできず、それを関係者に横流しをするしかありませんでした。
見込み客と今後の協業の可能性について話している時。
少しでも開発に関連した話になると、そこからはもう頭は真っ白になり、自分の言いたい話に持っていくしかありませんでした。
週次打ち合わせの時。
何を話しているかサッパリで、「こんにちは」、「ありがとうございました」の二言しか話すことができませんでした。
だから、エンジニアリングを学ぼうと本を買って勉強しました。
でも、会社から期待されているのはキャッシュをつくること。
エンジニアリングの勉強が求められる成果には直接的に繋がらないので、続きませんでした。
このジレンマを抱える中、エンジニアになれるチャンスがきたので、これは今しかないと思いました。
最悪、エンジニアが合わず営業に戻ってきたとしても、次は開発経験を有した営業としてキャリアアップもできると思ったのでリスクは明らかに少なかったです。
エンジニアの将来性
「日本は慢性的なエンジニア不足で、御社もそのような課題に直面しているのではないでしょうか」
これは私が営業していたときに使っていた決まり文句です。
これを言っているとき、たまにこのように思うことがあったのです。
「人が足りていないなら、なんで自分がエンジニアならないんだろう。供給が少ないから給与も高いのに。」
さらに、私は英語ができるので、そこにエンジニアリングという武器を新たにつくることで海外市場でも戦えるようになります。
「給与の期待値が高い」、「海外の求人にもアクセスできる」といった可能性もまた転職の決断を後押ししてくれました。
2、才能に投資する
私は外交的な人間ではなく、図書館にこもって勉強したりnoteを買いたりするザ・内向的な人間なのでつくづく営業には向いてないと感じることが多かったです。
一方社内には、お客様とゴルフを回れるようになりたいと言って、週末はゴルフに勤しむ営業マンがいたりして、「自分はこの人には絶対勝てねぇなぁ」と思い知らされました。
ストレングスファインダーで知った自分の才能
じゃあ自分の才能はなんなのか?
皆さんおなじみの、ストレングスファインダーをやってみたところ以下が才能だとわかりました。
内省
慎重さ
未来志向
学習欲
目標志向
個々の要素の説明は同書を読んでもらいたいのですが、全体的に「話す」より「考える」才能の方が強い傾向にありました。
したがって、営業職より、考える場面が相対的に多いエンジニア職の方が向いていると感じました。
上記の才能は、まだ強みではありません。
だから、相対的に「話す」より「考える」時間の多い仕事につき、どんどん時間を投資をして強みにしていこうと決心したのです。
強みに自己投資するのが一番成果がでやすいと思います。詳細は下記記事をご覧ください。
3、専門性を磨くことができるため
「あなたは何ができる人ですか?」
あなたは上記の問いに答えられますでしょうか。私は答えられませんでした。
プロジェクト単位で働く魅力
私は営業として複数案件を掛け持ちでやっていたので、どうしても1つ1つのプロジェクトの関わり方が浅い場合が多かったです。
また担当する技術領域もバラバラだったこともあり、特定の何かに詳しい人ではありませんでした。
前述の才能で少し言及しましたが、学習意欲が強いです。そうした背景から、何か1つを突き詰めていきたいタイプなのです。
エンジニアはというと、プロジェクト単位で動くことが多いです。私はその方が1つのことを突き詰めていけると感じたので、エンジニアで働くことに魅力を感じました。
以上が転職理由です。
少しでも転職が気になった人へ
あなたも転職が気になったのであれば、まずは下記記事を見てください。
もしまだ新卒で入ってから3年経っていなければ、ポテンシャル採用を上手く利用するのも1つの手です。
転職が全く気にならなかったという人でも、転職エージェントに会っておいたほうが良いです。その理由と実際の体験談については下記の記事を参考にしてください。
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