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フルリモートワークで1年以上が経過したいま、あらためて本当に役に立ったガジェットを振り返る

いいガジェットはモチベも生産性もあげてくれる

ガジェットは単に役に立つだけでなくて、機能美もあるし、所有欲も満たすということで、まあ向かうところ敵なしといえる。

もはやガジェットに金を使わずして何に使うんだと私は言いたい。

で、ここ1年以上をフルリモートで働いている(入社以来1日しか出社したことがない)私が、あらためて役に立ったガジェットを振り返ってみたい。

ちなみに過去にも似たような記事を書いている。昨年時点で一度は完成だと思っていた環境については、こちらの記事にある。

まずは結論から

優先順位の高い順にならべると以下のようになると思う。

  1. デスク・椅子・ディスプレイ

  2. カメラ・ヘッドセット・キーボード・トラックボール

  3. その他の周辺機器

何度も同じような文章を書くのも大変なのと、当時の私がいったん完成したと思ってから修正したところが重要と思うので、そのあたりをメインに書いていく。

デスク・椅子・ディスプレイ

最大の優先事項として、まずは自分が滞りなくアウトプットを出せる環境である必要がある。お金を掛けるべきはまずここだ。

作業デスク

もともと私は、60×100cmくらいの広さのデスクを使っていた。しかし、結局はスペースが足りないと感じ、40×85cmのデスクを追加で2つ購入した。

元あったデスクの左右につなげる形で置いて作業スペースを拡張している。広さは正義だということでジャスティスと名の付いたものをチョイスした(というかメインデスクと同じ高さ72cmでピッタリなもので探すと必然的にこれになった)。

デスクは、十分なスペースと強度と安定性さえ確保できれば、そこまで高級品でなくても大丈夫だと思う(実際、私が使っているのも安物だ)。

椅子

椅子、これは重要オブ重要。デスクと違って価格がものを言う世界だ。

安物の椅子で作業していた頃はしょっちゅう腰に違和感を覚えていたが、オカムラのオフィスチェアにした途端すべてが解消した。これは前回記事でも書いた。

ただ、ひとつ後悔があるとすれば、ヘッドレストだ。

私は最初サブリナのヘッドレストがついてないモデルを購入して、あとから欲しくなって3万円くらいするヘッドレストを追加購入した経緯があるのだが、ぶっちゃけヘッドレストはあんま必要なかった
(休みたいなら椅子の上ではなく布団で休もう)

ディスプレイ

リモートワークにおける視覚情報はすべてディスプレイを通じて入ってくる。つまり機器選定は非常に重要だ。

で、これまでいくつかの記事を書いてきたわけだが、所持しているディスプレイは書いた当時より結局アップグレードした。

結論としては、DELLのS2721DSという27インチで解像度がWQHDのモデルを2枚、縦向き+横向きで置いている(Amazon限定モデルで、直販モデルよりスタンドが高機能)。

実際の状況としてはこんな感じ。

ディスプレイアームを取り付けた直後の写真なので配線の仕舞いがまだ済んでいない

後段で述べるが、結局エルゴトロンのディスプレイアームを導入したので、せっかくの高機能なスタンドは無用となった(が、直販モデルとの価格差が今はないようなのでどちらにせよAmazon限定を選ぶのが間違いない)。

あとDELLのモニターの良さは、ACアダプタが内蔵なこと。電源がコードのみで済む。品質面でもドット抜け保証があるし攻守ともに安心だ。

カメラ・ヘッドセット・キーボード・トラックボール

リモートの環境であっても他の人から見えたり聞こえたりする部分なので、デスクや椅子と同じくらい重要なアイテムたちだ。しかし、サイズが小さく合わなかったらわりと買い替えが効くアイテムでもあるので、優先度は中級だ。

Webカメラ

リモートワークにおける映像品質や画角の考慮は、いわば身だしなみだ。

間違ってもラップトップ備え付けのカメラを使用してはならない。重役が量販店に最安値で売られている吊るしのスーツを着て大事な商談に行くようなものだ。

一眼レフとはいかないまでも、少しは画質がよく調整の効くカメラを使おう。

ヘッドセット

AfterShokzのないリモートワークはもう考えられないが、思いの丈は以前こちらの記事に書いたので割愛する。

読むのが面倒な人の解決策として、しのごの言わず以下のリンクの商品を購入するというのがある。

キーボード

以前はKeychronのK2をわざわざ国際便を経由して買って使っていたが(Hot-swap版で軸も別で買った赤軸に入れ替えていた)、Qiitaのエンジニアフェスタで優秀賞を獲得してタダでREALFORCEを手に入れたのでそっちを使っている(打鍵感はどちらも悪くないが静音性が段違い)。

打鍵感と静音性には大満足だが、普通のテンキーレスはやっぱりちょっと大きいと感じることもある。

そうなると同じキー方式のHHKBが候補にあがってくる。
以前はHHKBの独自の配列が馴染めそうにないと思って敬遠していたのだが、今は専用ソフトでキーボード側に独自配列の情報を書き込めるようになってるらしく、がぜん物欲が高まっている。
(そうこうしてる間に友人がHHKBを購入しており、なおさら欲しくなっている)

トラックボール

定物定置」とか「定物定位」という言葉を聞いたことはないだろうか。

そう、操作デバイスというのは定位置にあるべきなのだ。そんな単純な要求も満たせないマウスは、欠陥デバイスとの誹りは免れない。

当然ながら、より優れたデバイスであるトラックボールを使用する。

その他の周辺機器

ここまで紹介したガジェットは、要る要らないではなく、どれを買うべきかを検討すべき類のものたちだ。今から紹介する機器は、人によっては不要の場合もあるかもしれないが、大抵の場合は価格以上の価値をもたらしてくれるだろう。

ドッキングステーション

ここまで、道具を揃えてきた。しかし、仕事が終わってプライベートのマシンに切り替えるたびにディスプレイやらキーボードやらをつなぎ替えるなんて、そんな馬鹿げたことをやっている時間は人生にはない。

世の中ではせっかくthunderbolt3という規格が開発されているのだからちゃんと活用しよう。すべての機器を1本でつなぎ替えることが可能だ

ただ、半導体不足の影響か、私が購入したときの4倍以上に価格が跳ね上がっているので、別メーカーの同等品を選んだほうがよいかもしれない。

ディスプレイアーム

ディスプレイアームの真のメリット、それは可動性、ではない

ぶっちゃけディスプレイなんて定位置からよう動かさん。最初に位置決めしたらそこで終わりだ。

じゃあディスプレイアームが不要かというとそんなことはない。これに関しては言葉で説明するより見たほうが早いと思うので画像を載せる。

スタンドによりデスクスペースが圧迫された状態
スタンドがなくキーボードをデスク奥に余裕をもって置ける状態

ちなみに、画像にちょろっと映っているコタツについてるスライド式のスイッチみたいなやつは、さっき紹介したドッキングステーション行きの電源を落とすためのもの(まごの手スイッチ)。

ケーブルの繋ぎ替えでまれにディスプレイが片方しか認識しないみたいなときに電源リセットが手元で出来たり、寝る前に機器類への信号を切りたいときに使えて地味に便利だったりする。

PCスタンド

平置きが最もデスクスペースを圧迫するので、これは地味に買ってよかった一品。類似品は多くあるが、Mac miniを縦置き可能な幅まで調整できるものを選んだ。

ボリュームコントローラー

ヘッドセットをその日の最初に接続したりしたとき、ボリュームがミュートになっていることがよくある。

リモート会議に参加してから気付いたりして具合が悪いので、即座に解除できるシロモノがほしかった。

ということで、つい最近こちらを導入し、機能面ではやりたかったことを実現できており便利になった。

しかし、この記事を書くために商品ページを調べていたら、届いたものが微妙に商品画像と違うシロモノだったのに気付いてしまった……。

ノブの色が違うしケーブルも印字がなくて編み込みじゃないことに気付く

この手のは類似品が多く、最終的に自分がどれを買ったのか詳細まで覚えてなかったりするので、この記事を書かなければ永遠に気付かなかったのではないだろうか。

デザインの違いに気付かないくらい機能面ではなんの問題もないということではあるが、気付いてしまったのでレビューは低めにつけておいた。心象は悪いが、ワンチャン返金されたら結果オーライな商品ということで本記事の締めくくりとしたい(ロクでもない終わり方)。


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