2024年9月23日の政治・時事ニュース 日本の子供が危険にさらされるなか、中国人は日本にやってくる
引き続き深圳の問題について扱いました。今回はちょっとテレビでは言えないだろうなあということを書きました。こういうことができるのもブログならではですね。
中国政府は中国は外国にとって安全だと主張しているわけです。日本では「反日教育が問題だ」という初期認識があり「日本人が狙われている」という議論が起きたわけですよね。そこで中国政府が日本人敵視政策を容認しているからそれを外務省がどう処理するかが問題になります。
しかし実際には中国の富裕層が日本に来ています。不動産を買って師弟を学校に通わせるの目的です。治安の良さ、教育の質の高さ、師弟の将来確保などが来日の理由と言われています。
中国人は基本的に政府など信頼していません。だから何も言わずに逃げてくるわけです。中国人すら中国政府を信頼していないという結論が得られ、日本が説得しても仕方ないということになります。日本は治安が良く中国に同じ様な水準を期待することがそもそも間違っているわけですし、それでも敢えて中国に働きに出る必要がある人がいるわけです。
ただし日本ではこういうことはもう議論できません。テレビはその日その日のニュースを右から左に処理するのに忙しいです。在中国の日本人が動揺する中「仕方ないですよね」などと言えばおそらく発言は炎上するでしょう。だから扱えないですよね。
ネット保守の人たちは「中国にガツンと言ってくれる」政治家を求めています。今週気持ちよくなったら来週も同じストーリーが読みたい。まるで少年ジャンプを心待ちにする読者のようですね。
アメリカと同盟諸国の関係も変質しつつあり、我々は安全保障環境を考え直す時期に来ているわけですが、おそらく日本人の認識は変わらないままなんでしょうね。そもそも議論がありませんから。
というニュースをまとめていたらテレビで能登半島地震で被害があった地域が水害に襲われて6名が亡くなったという報道が出ていました。未曾有の災害であると言う事情もあるようですが、地震で地盤が緩んでいたと言う話や水害の危険がわかっていながらも仮説住宅をこういう場所に建てざるを得なかったと言う事情もあるそうです。
今の日本に本当に地域復興ができる余力があるのかという疑念も浮かびますが、地域に残りたいと言う人に外から圧力をかけて「もう能登には住めない」などとは言えないです。