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「どちらが優れているか」論争って、本当に無意味よね

「科学と芸術は、どちらが優れているか?」
「理系と文系は、どちらが優れているか?」
「超絶的な速弾きで魅せるギタリストと情熱的な旋律で魅せるギタリストは、どちらが優れているか?」
「きのこの山とたけのこの里は、どちらが優れているか?」

こういった「どちらが優れているか」論争は尽きません。

ですが、この論争はナンセンスだと思っています。
(もちろん、面白おかしく論じる分には構いませんが)

自分の殻に閉じこもって
他者を批判し、拒絶するだけでは
発展・成長がないからです。

そもそも
科学も芸術も、
理系も文系も、
速弾き系ギタリストも情熱系ギタリストも、
きのこの山もたけのこの里も…

生き残ってきた理由があるはずです。

それに必要性を感じる人がいるから
それに魅力を感じる人がいるから
それを美味しいと感じる人がいるから

ですよね?

もし、そのように感じる人がいなければ、淘汰されるだけです。ですが、(少なくとも現状は)そうなっていません。「これは良いもの(こと)だ!」と感じる人がいるから、存在し続けているわけです。

「良いもの」として残っている限り、そこには学ぶべき点も多いはずです。

であれば、
・お互いが違うことを認める
・その上で、それぞれの優れた点を取り入れ(悪い点を反面教師とし)ながら、お互いが発展していく
・共通点があれば意気投合し、相容れない点があれば目をつむる

こうすることで、みんなが成長できる。
そして、何より、みんながハッピーだ。

自分とは相容れないから、批判し、拒絶する。この姿勢では、自分自身の成長を阻害してしまいます。

視野を広げて、考えていきたいものです。

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