165.『頭のよはくの作り方』
こんにちは^ ^
今日は以下の本を読みました^ ^
まとめると、以下のような内容でした^ ^
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「現代人の頭の中はノイズでいっぱいだ。
誰もが日常生活や仕事で頭の中が「いっぱいいっぱい」になったことはあるはずだ。
まわりは多くのノイズが取り巻いている。当然だ。
「ノイズ」とは、意識を振り向けたいこととは無関係なことだ。
雑音、雑念、雑作業などと呼ばれるものだ。
時代の進化とともに、日常生活は、頭の中がいっぱいっぱいになるほど忙しくなったのだ。
放っておけば、頭の中にはよはくがなくなる。
日々ノイズに押しつぶされそうな勢いだ。
かといって、家庭のことや仕事も手抜きはできな
いはずだ。
先行きはますます不透明だ。
ノイズは増えることはあっても減ることはない。
このジレンマに向き合わねばならない。
そのためには、頭の中のノイズを減らし、スペースを確保するべきだ。
余裕を作るのは簡単だ。
考えごとや情報などで頭の中がキャパオーバーする前にノイズを減らしておくことだ。
そうすれば「思考によはく」ができるはずだ。
よはくができれば、自分と向き合う余裕が生まれる。
自分の気持ちや、次に集中すべきポイントもわかるようになる。
そうなれば、ノイズに邪魔をされず、自分らしさが取り戻せるはずだ。
余裕ができれば、ノイズで生じた不安や焦り、怒りなどのストレスも鎮まり、生活や仕事はよい方向に向かうはずだ。
要らないアプリを削除すれば、スマホもサクサク動く。それと同じだ。
頭の中も、キャパオーバーになる前によはくを作ればいいのだ。
そうすれば、大切なことだけに集中できる。
その結果、ストレスに押しつぶされることなく行動できるはずだ。
思考によはくを作るには、生きる姿勢・働く姿勢を転換するべきだ。
簡単なことではない。
今までの価値観やモノの見方を大きく変える必
要があるからだ。
色々と頑張っても成果が出ない、忙しくて自分と向き合う時間が取れない、原因はわからないがストレスを感じるといった状態なら、いちど立ち止まって、自分を変えるべきだ。
反射神経的に頭の中に湧き出るのが「もっと」という言葉だ。
この言葉は捨てるべきだ。
「もっと情報があれば」「もっと選択肢があれ
ば」「もっと頑張らねば」と衝動に日々突き動かされがちだ。
昔に比べて現代は、情報や選択肢が格段に増え、仕事でもやるべきことが同時多発的に発生する。
そんな今、意識しなくても自動的に「“もっと”の圧力」が頭の中を取り巻いている。
「もっと」の誘惑と圧力をかわし、本当に大切な、少数のことに集中するべきだ。ポイントは「より少なく、よりよく生きる」だ。
「Do More」から「Do Less」へ「量」から「質」に転換すべきなのだ。
余裕のない人と余裕のある人には「心・技・体」が違う。
心(考え方・感情)について、余裕のない人は「より多く、よりよく」だ。
余裕のある人は「より少なく、よりよく」だ。
技(スキル・ノウハウ)も同じだ、「余裕のない人」は「知識と情報を増やそう」とする。
それに対し「余裕のある人」は「知識や情報は
最小限にしよう」とするものだ。
体(行動・体制)についても同じだ。
「余裕のない人」は「やみくもに頑張る」
反対に「余裕のある人」は「集中することを見極めることに専念」する。
努力家で、頭がよく、頑張っているのに成果がでない人がいる。
そういう人は、やるべきことで頭がいっぱいでどれも中途半場なのだ。
すべてを手に入れようと、すべてに全力を尽す思考が問題なのだ。
限られたリソースで、最大限のパフォーマンスを出すべきだ。
そのためには「自分が集中すべきこと、大切なことは何か」を考える余裕が必要だ。
これこそ「頭によはくを作る思考法」なのだ。
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僕自身、「より良く、より多く」と考えてしまいがちだったので、「自分が集中すべきこと、大切なことは何か」から逆算して、
やるべきことに集中して自分のリソースを投入し、最大限の成果を出します。
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