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積み木が一番目に来る訳

ゲームセッティングにあたり
コマ類をどのように並べるか 
その位置や順番をどうするか、
この半年間ずっと考えてきました。

今回見ていただいている
「みんなの経営物語・ベーシック版」に
行き着くのに半年かかった、ということです。

自分でいいと思えるように
自由につくることができるのですから
何でも出来そうなものですが、
何でも自由に出来る、というのが曲者です。

自分でいいと思う、というのが何なのか、
これを明確な形やルールにするとなると、
結構大変なことなのです。

自分でいい、と思えるためには
曲がりなりにも自分の哲学・思想・信条、
信念・おもい・理念が必要になります。
ですから、過去の自分と今の自分との対話、
自問自答しながら進めることになります。

これまでは、
大枠を決める、大筋を決める、
ということでやってきましたが、
これからは1つ1つ決めながら
進めていかなければなりません。
そのプロセスをnote上でやっていく 
と決めたので、それをやっています。

その意味では、
「メイキングnote」ということです。

まさに、要素、素材が決まり、
それらをどう動かし、どう並べるかも
大体決まってきました。
が、商品化・サービス化をする局面になって
しっかり決める、という小さな決断の連続を
繋げて、重ねて、
織り込んでいかなければならないのです。
そうしなければ、プレイヤーが迷ってしまいます。
安心して、迷い、苦しみ、よい方向に
進むことができるようなデザイン、設計が
出来ていることが好ましい、と思うのです。

そういうルールの一番始めを決めるというのは
意外と度胸が要るものです。

一番最初に手に取ってほしいのは、
「◯△□の経営積み木ケース」です。
その中には「素の積み木」と「ラベルの積み木」が
入っています。

まず、「◯△□の素の積み木」を
ベンチフィールドの左側の
「◯△□スペース」に置いてもらいます。
ここに「◯△□の経営」の基本が
現れているからです。


ボードゲームというゲームがメインですから
プレイしてもらうことが大事ですが、
開発者としては、その意図や「おもい」を
わかってほしいというわがままが
首をもたげてきてしまうのです。

さらに、「◯△□の原理」というものも
しっかりと感じてほしいのです。
なぜなら、開発者が20数年かけて
行き着いたものだからです。

それは、私が学んできた感性論哲学という哲学の
原理を視覚化したものだからです。

宇宙は、世界は
感性で成り立っている。

その原理としての感性の本質は
動的平衡作用であり、
調和作用、合理作用、統合作用の
3つの作用として働いている。

この調和作用を◯、
合理作用を□、
統合作用を△に置き換えたのが
「経営積み木」の原点です。

ですから、ゲームを始める、ということは
ビッグバンとともに天地創造を追体験するのと
同じだということを感じてほしい、というのが
私のわがままな「おもい」です。

それ故、順番はこれが一番の中の一番なのです。
そして、「1◾️ベーシック版BC積み木」スペースに
「ラベル積み木」を並べていきます。

つまり、登場人物と登場する物を
ラインナップする、ということです。
ベンチに控えて、声がかかるのを
待っている状態です。

「1◾️ベーシック版BC積み木」としてありますが、
BCというのは、
ビジネス・コミュニケーションの略です。

後で、わかることですが、
ビッグバンが起きて、
天地創造が始まり、
生命が誕生して、
人類が登場し、
今の人間の時代になります。

人間は家族をつくり、部族・集落を成し、
コミュニケーションをしながら
社会生活を展開していきます。

高度に進んだ組織、集団が
会社というものです。
そこで展開される行動、
コミュニケーションを
ビジネス・コミュニケーションと言います。
ビジネスコミュニケーションは
商品やサービスを通じて成り立っている、
と言っていいでしょう。

そういうことを背景に
最小限の要素として用意したのが
「ラベル積み木」で表現した
社長さん、お客様、商品、
パートナーさん、事務員さんです。

そして、
プレイフィールドに置いていくときは、
「◯△□の経営」と
「◯△□の経営ピラミッド」の形と
位置の持つ意味に合わせて
レイアウトしていきます。

「素の積み木」の「◯△□の積み木」が
プレイフィールドの右上に置かれる時は
「人間」を表します。

感性論哲学において
「人間の3要素」というのがあります。
「感性」と「理性」と「肉体」、
これら3つを「人間の3要素」と言っています。
そして、感性=◯、理性=□、肉体=△として
見立てています。

また、この「◯△□の積み木」は、
私の提唱している「◯△□の経営」の定義を
表現することもできます。
「◯△□の経営」における経営の定義とは
以下のようなものです。

経営とは、
基本を徹底し、
目標を明らかにして、
行動すること。

この「基本」が□であり、
「目標」が◯であり、
「行動」が△と符合させています。

それをプレイフィールドの左上のスペースで
表すようにしてあります。

以上が、積み木を一番に持ってきた理由です。

よろしければ、サポートをお願いします。そのサポートで事業活動を続けていくことができます。 「おもい」もしっかりと受け止めて、生かしていきます。あなたの人生と運が開けてきますように^_^