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須江監督のメッセージの通り 母校 仙台育英にパワーを送ろう⚾️

こんにちは、Hideです⚾️

夏の甲子園の準決勝も終わり、いよいよ今日14時から決勝を迎えます!

準決勝のあと、仙台育英の須江監督が仰っていたように、”二度目の初優勝”を後押しする為、東北からパワーを送りたいと思います!

107年振りの決勝進出と優勝がかかっているということで、東北勢の仙台育英の二連覇よりも、慶應の方に話題がいっています。

ですが私は故郷の母校に、遠く離れた地元から大きな声援を送りたいと思います。

甲子園の申し子だった清原元選手の息子さんが在籍していることも話題性があるのでしょうね。

一回の優勝だけなら勢いだけでということになりますが、二連覇すれば本物になると思います。

今回は、”二度目の初優勝”に願いを込めた応援メッセージを、約40年前の卒業生から送りたいと思います⚾️


仙台育英学園高等学校 須江航監督(40) 慶應義塾高等学校 森林貴彦監督(50)

1回戰から仙台育英の戦いは厳しかった

今大会、1回戰から育英は、対戦相手が強豪校ばかりで大変な戦いを乗り越えてきました。

初戦から、優勝候補の浦和学院との乱打戦を制して、2回戰はお隣福島代表で強打を誇る星光学院も投手力で抑えて、3回戰は優勝候補の大本命の履正社(大阪)との戦いも終盤でスクイズで勝ち越し、2枚看板投手の湯田君とエース高橋君で相手を封じ込めました。

準々決勝はまたしても、同じ東北勢で岩手代表の花巻東とくじ引きの不運で当たってしまいました。

優勝候補で強打の智弁学園を”弱者の兵法で倒してきた試合巧者の佐々木監督率いる花巻東でしたから、これもまた9✖️4から感じるほど楽な試合ではありませんでした。

隣の県で練習試合もしているし、近年の公式戦で育英は大差で敗れた経験もありますし。

先発の湯田君がしっかりと試合を作ったことが勝因ではなかったかと思います。

準決勝もこちらも今大会の台風の目で勢いのあったおかやま山陽(岡山)を6✖️0の完封勝利で進んできた神村学園(鹿児島)との対戦も厳しい試合でしたね。

終わってみれば6✖️2と4点差でしたがスコア以上の緊張感のあるゲームでした。

3回戰の花巻東戰でエース高橋君を温存できたおかげで、今大会初の先発を任せました。

須江監督はここは絶対勝ち抜かなければという思いが伝わってくる、高橋君の起用だったと思います。

先取点は取られましたが、すぐに追いつき、次の回にビッグイニングを作って突き放し、終盤の8回にダメ押し点をとって勝ちました。

いつも以上に盗塁が目立つ攻撃でしたね。

キャッチャーの肩の弱さを突いたそつのない攻撃だったと思います。

仙台育英の主力選手

名選手名監督にあらず 仙台育英の須江野球は奇襲と正攻法を併せた、まさに野村野球だ

準決勝の神村学園戰は育英の引き出しの多さに驚いた試合でもありました。

勝ちパターンというのに拘らず相手を見ながらの戦い方は、杜の都で四年間楽天イーグルスで指揮をとった故野村監督の野球に似ています。

私が勝手に思ったのですが、野村野球は宮城の高校野球にも確実に引き継がれているんだなと感じました。

須江監督はさいたま市の出身で、仙台育英に野球留学をして2年生の秋からマネージャーを務め、3年生からは記録員として陰でチームを支えた経験をを持ちます。

育英卒業後も東北の強豪大学の一つでもある八戸大に進学して、そこでも選手コーチをしていました。

若い頃から、客観的に野球を見てきたことが、今の采配に繋がっているのだなと感じます。

野球界には”名選手名監督にあらず”という言葉がありますが、まさに須江監督に当てはまります。

プロ野球だと、昔の広島カープを初優勝に導いてその後の強いカープの基礎を築き上げた古葉監督や、イチローや野茂を周りの声に反して起用し続け名選手まで育て、近鉄やオリックスを何度もミラクルな優勝させた仰木監督、”仰木マジック”と呼ばれる采配は有名です。

阪急ブレーブスを上昇軍団にした上田監督、近鉄や阪急で鬼軍曹として優勝させたが、日本一にはなれなかった名将西本監督などなど〜

最近で一番それがわかるのは、WBCで世界一になった栗山監督がそうでしょう。

確かに選手時代も素晴らしい成績を残して、監督でも優秀で好成績を残した王監督や野村監督もいましたが、必ずしも選手時代に活躍したからといって、監督になっても勝てるチームにするということは別の話なのです。

栗山監督も須江監督も選手時代は活躍できませんでしたが、しっかりとチームを強くして、燻っていた選手も再生しています。

野球はピッチャーを中心にした守りが大事 無駄な点を与えず 少ないチャンスを活かして得点して勝利する

仙台育英が勝ち進んでいるのは、野球の原理原則を須江監督がしっかり理解して選手たちに思いをちゃんと伝えているからだと思います。

勝ち方にも拘らず相手の隙を突き、選手の特徴を活かした采配は本当に凄い事です。

現代の高校野球で勝ち抜ける条件を考えた末に、エースの高橋君・湯田君・仁田君の150kmトリオといった盤石な投手陣を築き上げ、その強力投手陣を引っ張る扇の要である尾形君を育てたのは、指導者としても素晴らしいと思います。

橋梁力投手陣を支えるバックの守りも見事です。エラーは出てもそこから大崩れすることはないし、非常に落ち着いた試合運びをしています。

普段からその辺をきっちりと教育しているのですね。

選手が何をすべきか理解しているのは、監督の日々の教育の賜物です。

仙台三越の店頭でも地元育英を応援しています
地元仙台駅でも二連覇を応援しています

完全アウェーですが、その中で仙台育英に優勝してほしい 地元からパワーを送ります

昨日からテレビでは、慶應の107年ぶりの決勝進出だとか優勝だとかばかり話題になっていますが…

東北人の私としては少し面白くありません(笑)

チームの総合力と経験からいったら、断然総合力では仙台育英の方が上回っていることは確実です。

観客の雰囲気や世論の後押し、清原和博氏の息子の応援観戦を含め”甲子園の魔物”に負けないことで、本当に東北の野球が強くなったということを証明出来るでしょう。

この試合は、育英や仙台や宮城、東北の皆の思いが詰まった大一番です!

1回戰から厳しい戦いをしてきた君たちなら絶対勝てるぞ!仙台市民108万人と、東北6県約843万人がついてるぞ!

是非、真紅の大優勝機の2回目の白河越えを私は強く望んでいます!

がんばれ!育英!全員野球今までやってきた集大成を見せてくれ、東北人の粘りと強さを見せつけろ!!


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