家族で「飲み会」ごっこ

元々は旦那が飲み会の日に、「じゃ、私たちも飲もっか？」と娘と2人で始めた「飲み会」ごっこ。

単にジュースとお酒で乾杯するだけのシンプルなものだった。

でも、まだ小学1年生の娘にとっては「飲み会」とはご飯の時に、ジュースを飲めるという特別な日で。

外出自粛で、夫婦ともに在宅勤務になり、それに伴って旦那の飲み会もなくなったので、おのずと「飲み会」ごっこの開催もなくなり。

そのため、我が子が久しぶりに「飲み会」をしたいと言い出し、外出できないストレス発散も兼ねて、おうちで居酒屋気分で始めた「飲み会」ごっこ。

こんな状況になる前は、月の半分は海外出張でおらず、朝も早く夜も帰りの遅かった旦那と娘は完全にすれ違い生活で。

揃って「飲む」ことはおろか、平日に食卓を囲むことすらなかったので、とても新鮮な気分に。

我が子も家族そろっての「飲み会」が楽しかったようで。

「またやりたい」と、気づけば毎週金曜日が家族で「飲み会」ごっこの日に。

料理は苦手なので、最初だけ頑張って段々と手抜きになってはいるものの、今もずっと続けていて。

Instagramのストーリーにあげていたのだが、振り返ると少し楽しい。

こんなゆるっとした感じだが、「飲み会」ごっこが家族の毎週の楽しみの一つに。

週の真ん中の水曜頃から、

「今週はどんなジュース・お酒を飲もう？」

「ご飯やおかず(つまみ)はどんなのがいい？」

と、親子でコミュニケーションをとるようになり。

「今日はこのコップについで！」

とワイングラスを持ってきたり。

満杯についでしまうと、乾杯した時に音が鈍くなることも知り。

少し残ったところで、再度乾杯をするというのも毎度恒例となった。

「チーン」という音色に耳を澄ませては笑顔を見せる。

まだ6歳の我が子もすっかり「飲み会」大好きに。

将来は酒好き有望だなと微笑ましく考えたり。

ステイホームで、外出できないことや日々の家事が増えたストレスがたまってたところで、我が子の一声でやってみたちょっとした楽しみが。

大切な家族の時間となり。

今は続けられるだけ続けていきたいな、と思う。

この先通常勤務に戻る日がきても、週末にずらすなどして。

毎週は無理になっても、毎月でもいい。

いつか子供の成長によって終わりを迎える日がくるまでは。

そして、我が子が大人になったときには、本当の「飲み会」で #また乾杯しよう 。

そんなことも今から楽しみに。

また今週も「飲み会」ごっこを楽しみに過ごします。