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自分の将来は誰かが作った情報の中で決めている!だから不安なんだ!

もうかなり昔ですが、僕が新入社員になったときは、平成4年とか5年だったと思う。平成生まれの人からしたら昔の話だと思う。

僕は、別にこの会社に入りたいと思って入ったわけではなく、なんとなく商社がいいと思って会社を選んだ。たぶん今の学生さんもほとんど変わらないと思う。

高校、大学出ていきなり進路を決めろと言われても雑誌や新聞、某就職の情報しか手に入らないからできるだけその時代の人気の企業や職種を選んでしまうことは今も昔も変わらない。僕の時代は、マスコミ、商社、銀行って感じで人気があった。

ようは、
誰かが既に作った情報の中で自分の将来を決めている。


それで僕は入社した時に驚いたことがあった。一番驚いたのは、朝早く出社して夜遅くまで残業して帰ることだ。みんな疲れた疲れたと言いながら家に帰らないで新橋の赤提灯で酒飲んだりパチンコして次の日に会社に行く。

これが、美徳のような世界だった。

そうそうリ◯インの24時間戦えますか?というCMのフレーズが人気でした。今は、時代背景を読んで3時間とか...?

僕も新入社員だし、仕方なかったので郷に入れば郷に従ってました。先輩や上司はいい人が多く仕事もできる方が非常に多かったんですが、みんな体の不健康自慢をしてました。

そして、ある時、ある部署の役員が倒れて、思わぬ病気が発覚したり、さらに僕の部署の役員が、持病の肝臓が悪化して数ヶ月後に死亡したりしているのを見て、なんでこんなにみんなに働くのが好きなんだろうと思いました。

出世のため?家族のため?それが会社員だから?

こんな疑問がちらほら心の中で常にありました。

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その後、商社と言うこともあり、海外で仕事をしたりして、それなりに熾烈な仕事もしてきましたが、やはり自分が病気になるまでは働いていました。

病気で働けなくなった時に感じたことは、仕事がクビになる恐怖、そして収入減への大きな不安、奪われるポスト、そして組織(会社)から切り離される怖さなどがありました。(今思うと社畜だったな〜と思う。)

簡単に言うと収入(お金)、仕事、人間関係だ。

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マズローの5段会の欲求で言えば、3段階から下までが危険に侵されるわけだからそりゃ怖いわけだ!

上記のものを失う恐怖って普通に教育を受けてきた人にとっては、半端ないことだ。もう無理だ。意気消沈して当たり前です。

でもね?

収入や仕事や人間関係は、あなたが健康で生きていれば最悪は、以前の水準までに戻すことができなくてもなんとか復活することはできる。(以前より這い上がる人もいる)

すなわち...

「健康」で生きていればあなた次第でやり直せると言うこと。

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僕は、病気になって、妻や人の優しさに気づいたり、いろんな人に会って人の可能性の素晴らしさ、同じ人間として自分にもそれが備わっているんだと気づけた。

会社で退職するまで働くことは何も悪くない。

でもあっていない人にとっては地獄かもしれないし、健康を冒してまでも働く必要は本来どこにもない。

このレールから外れると収入や仕事や人間関係がなくなる不安、恐怖。

この1点が会社員の首輪に鎖をつけて思考を組織のためという歯車人間化に拍車をかけていると考えられる。そうすることで組織の外の情報も遮断できる。そう会社と言うのは一つの思想で宗教に近いと心理学を勉強してわかった。

組織に入ると組織の色に染まる。

健康が損なわれるほど働いても会社は何もしない。あなたに何かをしてくれるのはあなたとあなたの家族だけだと言うことに気づいて欲しい。

そして、あなたが、健康であれば、大変だけどやり直すことは可能である。

所詮なんとなく入った会社ならなんとなくやめてもいいんじゃない。

特に今現在、本気でこんなことして見たいと思っているんなら、そっちに大きく方向転換した生き方の方がワクワクして人生が楽しいと思うよ。

学生の時に決めた仕事なんて
誰かが既に作った情報の中で自分の将来を決めている。

副産物の可能性が高いんだから...

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仕事していて、今なんか違うなと思うのであればチャンス!目覚めたかも?
自分の力で将来を構築し直すチャンスかもしれない!

Hideでした。

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