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「反省」は一流への近道って本当ですか?

僕の妻は、かれこれ20年以上、通訳やったり、官庁や企業、今は専門学校や自分のオンライン教室で中国語を教えています。

そんな妻ですが、いつも授業が終わってから今日はここがダメだったとか?あれをちゃんと言えてなかったとか?

テキストこれ難しすぎないか?発音大丈夫だったとか?生徒にうまく伝わっているか?など毎日のように反省してます。

僕は、こんな光景を20年以上も見てきました。

このような光景を見るたびに僕は、
「すげーネガティブ思考やな」と思っていました。

そんなことを思ってこのnoteを書いていると…

僕が以前、お世話になった心理学学校の先生を思い出しました。

本も数冊書いており、5万人以上が受講されたり、良くも悪くもカウンセリング業界のパイオニア的な存在で疫病前は大手企業や教育委員会などをクラインアントに持ち、日本全国を飛び回り講演されていました。今はどうか分かりませんが…

学校の授業と講演を入れるとおそらく年間200本以上(もっと?)、しかも何年にも渡り話されてます。

内容は、ほぼ同じ話なんですが、なん度聞いても面白く、含蓄があり、当時はかなりハマってました。話の質が高いんです。

やはり、超一流!


そんな先生のお弟子さんに当たる講師が言っていたのですが、授業が終わったら先生は、常に反省をしていると言ってました。

「ちゃんと話が伝わっているのか?早く喋りすぎていないのか?」
他に細かいことまで常に気になっているそうです。

この話を思い出し、
「なるほどそうか!」と思いました。


反省は…

「前向きな反省」

ならいいんじゃないということです。

もっと言えばその反省の根底に

「思いやり」すなわち「仁」の気持ちがあればいい。


「仁」って論語で有名な言葉ですよね。

「思いやり」があるから反省する。
それが、実力アップにつながる。


一言で言うと「謙虚」かな?

ネガティブに見えるけど

実は、とてもポジティブで「陰陽」そのものなんですね。


反省が極まると実力がアップする
そして実力アップするとまた、次の反省が…

まさしく陰陽が運動している。

そのループの中でいつか「整ってくる」って感じです。


次を良くするために次につながるために「反省」する。

これそう言えば、松下幸之助氏も似たようなこと言っていたような気がします。

いいものを作るためにどうするのか?反省するでしたかね?

そう考えると妻と比べると僕はまだまだ根底にある「思いやり」が欠けている気がします。これは大反省ですね。


今日は、書いているうちに自分にも気づきがありました。

みなさんは、「思いやりのある反省」をしてますか?

仕事や講義が終わったらまっすぐにビールで乾杯してませんか?
自分へのねぎらいも大切ですが、思いやりのある反省は、未来の自分への実力アップの投資になります。

星詠み開運プロデューサーひで
でした。

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