スクリーンショット_2019-11-03_19

サイクルモード2019で最も感動したのはCANYONと岡山県!!!

”サイクルモード 2019”@幕張メッセ行ってきました。

浅草から幕張は往復60km程度なので自走して行くつもりでしたが、午後は雨予報だったので京葉線で行きました。

結論から行きます。最も感動したのはCANYONブースでした。

ドイツの自転車メーカーCANYONはリアル直営店を持たずにインターネット上のEC販売に限定していることや、完成車の状態ではなく組み上がる前の状態で送付し、最終組立をユーザーに任せることなど、ビジネスモデルを従来の自転車メーカーと変えることによって、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。

店頭扱いが非常に限定されているため、CANYONの完成車に試乗する機会は多くありません。サイクルモードのようにCANYON自体が出展してくるのは絶好の機会です。という訳で乗りました。

画像1

Aeroad CF SL Disk 8.0 2020 サイズM, 完成車価格で369,000円(税・送料別)です。乗ってペダル回した瞬間に「うわっ、何だこれ、軽っ!」って声が出るくらい衝撃的でした。

操作感が非常に軽い一方でクランクからペダル、ホイールへの伝達は剛性感がありしっかりと加速していく。そのくせ、カーボンらしい振動吸収性の高さを感じさせてくれます。万能ですw しかも、この値段ってあり得ない。乗っていて「ヤバい」しか言葉出てこなかったw

画像2

試乗する方法としては、時間帯ごとに先に予約番号を振って、その予約番号を獲得できた人のみが試乗できるやり方と、ブースの試乗待機列に並んで希望する車体が回ってくるのを待つというやり方の大まかに2種類があります。

CANYON(と後述するPinarello)は後者のやり方でしたが、朝イチで予約番号を取れなかった終わりというKO方式よりは、並んで待てば乗れる方がありがたかった。サイクルモードの参加者は同時期のモーターショーなどと比べると非常に少ないので、このやり方がまだ成り立っているということでしょう。

並んで待っている間、CANYONブースではサイクルフォトグラファーの辻啓さんによるグランツールの裏話的なトークショーが行われていて、内容もツール好きにはたまらないものでしたし、スタッフも淡々と役割を果たしているイメージで、Aeroadの乗り味も含めてドイツらしい機能美を堪能させていただきました。ハードとソフトの両面にブランドの色が出ているのって素晴らしい。なんか、出会ってしまった感がものすごくありました…。


画像3

その後、Pinarello Dogma F12 リムブレーキ サイズ53にも乗りました。ツール・ド・フランスのグランプリモデルのスーパーマシンですが、Aeroadほどの感動はありませんでした。


画像4

次に素晴らしいと思ったのが岡山県の展示。サイクルモードは日本最大の自転車イベントなので、当然全国各地の自治体がサイクリストたちを呼び寄せるために工夫を凝らした展示をするのですが、中でも岡山県の展示は秀逸でした。

上記の写真にそれが凝縮されています。ルートの本数と展示ルートの番号、難易度、走行距離、標高差、地図、ポイントとなる場所の写真と内容、これらの情報が1枚のパネルの中に綺麗にまとまって紹介されています。外部の専門家の手が入っているな、かけるところにしっかりお金を使っているな、と感じさせる展示でした。

他の自治体も岡山県ほど整理されたかたちではありませんが、サイクリストに魅力的な提案をしっかりとされていました。ロードにせよ、オフロードにせよ、サイクリストって割と金と時間に余裕がある層が多かったりしますから、自治体としても優良顧客の獲得に力も入るということでしょう。


サイクルモード 2019で最も感動した2点についてひとまず紹介してみました。この夢のようなモードのままCANYONで岡山県に行くとか考えずに、まずは愛機のCannondale Supersix Evo Ultegra 2019のポテンシャルを最大限に引き出すために、自分のわがままボディをなんとかすることから始めますw

その他、諸々注目した点については後日紹介します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?