「平成最後のやれんのか!」は来年のRIZINイベントを占う大会かもしれない。
大晦日のRIZIN.14に追加して同日開催される「平成最後のやれんのか!」
チケット一般発売直前に朝倉未来対リオン武のカードが追加になった。書いている時点でキックボクシングを含め、6試合が組まれている。
大晦日午後3時から始まるRIZIN.14の前、朝9時から昼12時まで「平成最後のやれんのか!」が行われる。
賛否もあるが、チャンスもある
「やれんのか!」は、このカード組まれるのか。という賛否のある大会だと思います。ナンバーシリーズの本戦ではなく全席一律で5,000円という大会なので、賛否のあるカードが組まれるのもありなのかもしれません。
この選手が大晦日に組まれるの?もっと他に出してあげるべき選手いない?とそれぞれに思ってしまうのは仕方ないことだ。
RIZINとDEEP、修斗、パンクラスの間に入る中間規模のイベント・大会がないため、こうした飛び級的な感じなってしまう選手がいるように感じるのかもしれない。パンクラスが徐々に規模を拡大しつつあるので、その規模になる可能性も大いにある。
決まったからにはいい試合をすればフジテレビのRIZIN中継で放送され、一気に名前が売れるチャンスもある。
来年のRIZINのスケジュールを占う大会
以前、RIZIN実行委員長の榊原代表の方から、2019年は20大会、「スモールRIZIN」、「ミドルRIZIN」、「ビックRIZIN」の三本の矢でやりたいと発言していた。
飛び級的な選手は今回の「やれんのか!」のようなナンバーシリーズ以外のイベントや、「スモールRIZIN」と呼ばれる規模の大会でまずは試合を組んで試してみて、さいたまスーパーアリーナで開催するような「ミドルRIZIN」と「ビックRIZIN」を目指すような形になっていくのかもしれない。
PRIDEでは、中軽量級をPRIDE武士道、重量級をPRIDEナンバーシリーズにわけていたが、階級で分けずに大会規模で組むカードを分ける運営は賛成だ。階級で大会を分けてしまうとカード編成に苦労するし、UFCのfight nightとナンバーシリーズで分けるという方法と同じで色々な階級、男女の試合が見れる方が良いと思う。
メインカードに名前と実績のある選手を組み、早い試合では若手や飛び級的な選手をテスト出来る。まさに「やれんのか!」が来年のRIZINを占う大会になる。
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