ジェンドリン・シンポジウム、私も発表します
来週の8日から開催される、オンラインの英語シンポジウム、手短に言うと「ジェンドリン・シンポジウム」での、プレゼン用の私の提出物が受理されました。
オンデマンド配信
私のプレゼンはライブ配信ではなく、オンデマンドによる論文と動画の配信です。参加登録した方だけが、ご覧になれるサイトが用意され、拙論もそちらにアップロードされるようです。
発表タイトル
さて発表内容ですが、次のようなタイトルです:
Hideo Tanaka, "Tapping 'it' lightly and the short silence: Applying the concepts of ‘direct reference or ‘creative regress’ to the discussion of verbatim records of Focusing sessions".
(田中秀男, 『「それ」に軽く触れることと短い沈黙:「直接参照」や「創造的遡行」の概念をフォーカシング・セッションの逐語記録考察に適用する』
日本語刊行物でいうと
発表内容は、今まで日本語で公刊した以下の二つの文献をもとにしています。
田中秀男 (2004b). 「直接のレファランス」の「直接の」って?:レファランス」と「照合」の異同を見定める. The Focuser's Focus: 日本フォーカシング協会ニュースレター, 7(2), 1-6.
田中秀男 (2018a). “この感じ”という直接参照:フォーカシングにおける短い沈黙をめぐって. 人間性心理学研究, 35(2), pp.209-219.
これら2つをベースに、チャールズ・パースの記号論やら、『第九』とフォーカシングの話やらを織り交ぜて発表資料を作りました。
図解盛り込む
動画用のスライドには、この度図解を結構入れてみました。
絶対に負けられない戦いが、そこにはある
プレゼン資料作成中は、勝手に日本代表気分で、次の曲を聴いていました。
「クエスチョン・オブ・オナー」サラ・ブライトマン公式チャンネル
果たして相手は
ドログバのいるコートジボワールなのか
セクストンのいないアイルランドなのか (←競技違う)
ご覧ください
さてさて英語圏で通じるのか。よろしければ、来週の8日からジェンドリン・シンポジウム、正しくは、“Saying What We Mean: A Symposium on the Works of Eugene Gendlin”のウェブサイトをご覧ください。
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