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若者、よそ者、バカ者で変える未来

 以前、地域を変えるには「若者、よそ者、バカ者」のパワーが必要だと聞いたことがある。その観点から今日は「電子商取引」の授業で高村治輝さんによる主権者教育をWeb講義形式で行って頂いた。

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高村治輝さんの活動紹介

政を祭に。

 高村さんは投票率低下、特に若者がどうしたら選挙に関心を持ってもらえるのかを真剣に考えている。その為のアプローチが「政(まつりごと)を祭(まつり)に。」だ。
 具体的には、「投票すればアーティストのライブや店舗での買い物などが無料・割引の対象になります!だから楽しんで投票しよう!」ってこと。
最初にこのお話を伺った際に、「なるほど、こんな考え方があるんだ!」と素直に感心し、これなら生徒達自らが行動することで選挙を「自分事」でとらえるきっかけにもなると考えた。

きっかけはClubhouse

 本当にClubhouseというSNSは出会いが出会いを呼ぶ。高村さんについても、Tsuhara Masashiさんという「山口を盛り上げる作戦会議室」のモデレーター(司会者・ファシリテーター役)でもあり、ossan活性化プロジェクト主宰の方を通じて知り合った。そこからはSlackを使っての打ち合わせ、Zoomでの打ち合わせなどがあっという間に進み、1ヶ月も経たないで今日の授業が実現された。このスピード感は従来ではちょっと考えられなかったように思う。このnoteにしてもプロデューサーの徳力さんにClubhouseで出会わなければ取組めていない。そう思うと色々なことに挑戦してみる姿勢がこれからの時代は更に重要になっていく気がする。

「とくやまなびや」として出来る主権者教育

 「とくやまなびや」は高校生がつくるオンラインショッピングモールだ。主な活動は、ショップの商品を販売することや、契約企業様の紹介をすることによる広告宣伝。地域の商品を高校生が店舗と契約し、打ち合せを行い、実際にインターネットを活用して販売することや広告することはそれだけでも結構な挑戦で、地域貢献にも少しはなると思う。しかしながら、実際の企業には社会貢献という側面が求められるはず。企業がSDGsなどに取り組むのもその一環だといえる。だから私たちも商品を単に売るだけや広告するだけでは、会社としては少しもの足りない。
 そこで、「とくやまなびや」が出来ることとして、契約企業様に今回の高村さんの取り組みを紹介し、共感が得られれば無料チケットや割引チケットなどに取り組んで頂く。そうすることで、投票した人が店舗へ買い物に訪れてくれるきっかけを作ることができる。また、自分達が聴きたいアーティストなどのアンケートを取り、企画を考えたりすることも出来る。結果的に、自分事として選挙を考えるきっかけが生まれ、「みんなで選挙行ってお得に楽しもう!」みたいなムーブメントを創出できれば、最高の社会貢献になると思うし、最高の主権者教育といえる。さぁどこまでできるか生徒達に期待するとしよう!


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