さっさとやってさっさと失敗してさっさともう一回やる事です。
これはデザイナーの秋田道夫さんという方のお言葉です。
皆さんご存知なところですと、秋田さんはSuicaのチャージ機などをデザインされています。
失敗も含めて経験なのである
最初からうまくやろう、失敗は嫌だ、笑われたくない、などネガティブな思考で「やろう!」と思ってもやらなかったり、周りの人から「やめておいた方がいいんじゃない?」「絶対うまくいかないよ~!」と言われたりしますが、私は思うのです。
他人の言う事なんかどうでも良い、無視して構わないでしょ、と。
当然中には背中を押してくれるような人もいますが、やっぱり大学を出て就職して、という生き方をされる方が多いので、そこから脱線するような生き方は他人から良く思われない事が多い印象です。
世の中、生きていく上で失敗の方が多いですから。
失敗を笑う人もいるかもしれませんし、失敗したくないという思考が邪魔をしてくるのも分かりますが、失敗から学ぶ事の方が圧倒的に大きいので失敗した事や失敗する事を恐れず、やってしまう事が大事だと私は思います。
さっさともう一回やる事について
失敗する事も大事ですが、さっさともう一回やる事もとても大事です。
お分かりかと思いますが、失敗は経験ですから、経験から学んだらささっと次のアクションを起こしていく事が大事だからです。
せっかく失敗という、挑戦した人しか経験ができないとても貴重な経験をしているわけですから、しっかり学んで次に活かす。
そうする事で成功の確率が上がっていきます。
世の中にあるほとんどの製品やサービスというのは改良、アップデートを繰り返しています。
技術革新などもありますが、その根本にあるのは「もっとこうした方が良くなるから」です。
失敗はとても有益なアップデートツールなのです。
オーディションにて面談を担当していて思う事
私が代表を務めているFill Entertainmentという音楽事務所で行っている歌手デビューオーディションにて、面談を私が担当していて思う事なのですが、オーディションを受けられた方で、仮に合格をされたとしても「すいません、やっぱり辞退します」という人がいらっしゃいます。
もちろん皆さんの考えを尊重していますので引き止めたりは一切していませんが、そういった方に一応お話をお伺いしているのですが、理由としては下記のような理由が多い印象です。
親の反対があるから(※未成年の方ではありません)
費用がかかるのが友人から詐欺じゃないかと言われたので
仕事が忙しく活動ができないので
活動する勇気がないので
売れるとは限らないので
「1」については未成年ではない方が親御様に反対されるケースがあり、自分のやりたい事を自身で決められない、というケースがあります。
事情は人それぞれですので致し方ない事もあると思いますが、以前、未成年では無い方が親御様に強く反対をされ泣く泣くご契約を諦めざるをえない、という方がいました。
当時は親御様が猛反対で「勝手に自分の判断でそんな事するな!」と激昂され、途中から親御様がご契約に関するやり取りを仲介されて破談となった事がありました。
その時思ったのですが、人生においてやりたい事をやる、表現したい事を表現する、生きて生まれた以上は自己責任の年頃になれば自己責任で進められるのであれば踏み出して欲しい…と。
うまくいくもいかないもどちらも経験だから、できる経験であればした方が良いと思うのです。
2人の子供の親として思う事でもあります。
「2」は詐欺ではありませんので安心頂きたいのと、以前も別のブログで書きましたので下記をお読み頂けると嬉しいです。
https://note.com/hidenori_aoki/n/nced5403c7fd2
辞退される理由は嘘か真かは分かりませんが、上記のように言われる方は少なくありません。
でもその反面、辞退から数カ月後に再度ご連絡を頂き、「以前のお話なんですが…やっぱりやりたくて…」と再度ご連絡を頂く事も実は結構多いです。
恐らくですが、迷う期間が長いのかなと勝手にイメージしています。
結局やりたい、やるという決断をされるのであれば、個人的にはやると決断するまでの時間は短い方が良いと思います。
むしろ物事をスタートさせてから思考を巡らせても遅くないですし、私個人的にはやると決めてオーディションを申し込んだ時の気持ちのまま突っ走っていくのが良いと思います。
失敗を繰り返し、何度も挑戦し、自分にしかできない仕事や経験をしていきたいなと改めて思う今日このごろ。
そうする為には、「さっさとやってさっさと失敗してさっさともう一回やる事です。」
秋田道夫さんのこの言葉はきっと多くの若者の背中を優しく押している事でしょう、とても大好きな言葉です。
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