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文芸フリーペーパー「鳥獣人間」制作メンバー募集

文芸ってもっと開かれててもいいんじゃないかと常々思ってまして、僕のような個人の微々たる力で何かできることはないかといろいろ考えていた折、文芸誌をフリーペーパーにしてみたらどうだろうかと言うひらめきが去年の秋くらいに降ってきました。
そんな訳で文芸フリーペーパー「鳥獣人間」というものを企画しておりまして、制作メンバーを募集しています。
内容は文芸的でありながら、なるべく一般の人たちにも気軽に手に取ってもらえるようにややカジュアルなものを目指そうと思ってます。ざっくりなんですけど今のところこんな感じのイメージで考えてます。

表紙+1ページ目
2ページ目+3ページ目
4ページ目+5ページ目
裏表紙+6ページ目

配布先については、メンバーそれぞれが自分の足で回って交渉してもらいます。例えば、近所の床屋さん、銭湯、八百屋さん、居酒屋、どんなところでも構いません。創作は現実世界のコミュニケーションの延長線上にあるものだと考えていますので、できるだけ「ここは自分の領域だ」と思えるお店や施設があったら、そこの店員さんなり職員さんなりとよくコミュニケーションを取って信頼関係を築いてもらえたらと思います。

配布の頻度は年二~三回(春・秋・冬あたり)くらいで、来年の春くらいから始められたらいいなと考えてます。ある程度、設置場所が固まったら一覧にしてホームページなどに掲載する予定でいます。

制作メンバーについては、書き手だけでなく、配布係、デザイン係、それから何かしら共同できそうだなという方まで幅広く募集しています。ただ、ころころ作者が変わったり、配布場所との繋がりが途絶えてしまったりするのはあまりよろしくないので、できるだけ継続的に参加していただける方だとありがたいです。

たぶんどちらかと言えば、そこそこ我が抑制されていて、謙虚な人の方が溶け込みやすいかなと思います。例えば、(自分が)見て欲しい、褒めてほしい、分からせたいという欲求が強い人よりも、(自分以外の他者が)読んでみたい、人に紹介したい、もっと知りたいと思ってもらえるような作品を書いている(または書こうとしている)人の方が良い気がします。とにかく、読者の視点で物事を考えられる方が望ましいです。

なお、いたずらに部数を伸ばすことは考えていません。イイネやフォロワーの数を増やすことも考えていません。たぶん、作品(あなた自身)と相性の良い置き場が一つでもあればそれで充分な気がしています。本当に良い作品であれば、放っておいても他の人に紹介したくなるものだと思うので(そうでなかったら何かが足りないと反省してまた書けば良いです)

あと、掲載する作品の選考については、まだ手探りのところがあるのですけど、できるだけ柔軟に対応していきたいと思っています。今のところ、制作メンバーの書いたものだったり、寄稿してもらった作品だったり、作品講評会への提出作品だったりと言ったところから選んでいく感じかなと考えています。また、選考だけでなくレイアウトや編集方法についてもどこかで集まって相談しながら進めていけたらと思ってます。

※ちなみに作品講評会についてはこちらから


なるべく作者も読者も楽しみながら、文芸に光を当てていけたらいいなと思ってます。
参加希望やお問い合わせはこちらまで。
hidenobu.oishi@gmail.com
担当:大石


<よくありそうな質問>

・原稿料は出ますか?
実際問題としてそこそこの原稿料を出せるような作家さんって世の中にほんの一握りしかいないと思ってます(自称作家はごろごろいますが・・)。自信のある方はまず文芸誌などの新人賞を受賞して出版社からの掲載オファーを待ちましょう(野球で言えば、とりあえず甲子園に出場してドラフト指名を待つ感じでしょうか)。

・参加費などは必要ですか?
今のところ必要ありません。基本的にお金は掛けないように工夫しています(ほぼ手作りです)。その代わり、良い作品を生み出すことに集中して欲しいです。

・文字数に制限はありますか?
今のところ制限は設けていません。ただし、参加する人の数や紙面の都合などで、削ってもらったり、増やしてもらったりすることはあるかと思います。あとは、連載にするか、読み切りにするか、イラストで埋めるかなど、相談しながら進めていけたらと思ってます。

・どんなジャンルですか?
ジャンルは問いません。詩でも短歌でも料理のレシピでも(例えば、従順な夫の作り方とか)何でも良いです。あまり形式(他の人のやり方など)に囚われず自分にしか書けないものを追求してみてください。ただし、方向性は統一したいと思ってます。ざっくりですがこちらに記載していますので目を通していただけたらと思います。