世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン

ニューヨーク在住のワインスペシャリスト 渡辺順子さんの著書。

いつものように原稿用紙一枚書評。

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ワインの勉強はなんとなくしてみたいけど,どうやって勉強したらいいかわからないことが多い。

そんな初心者向けにオススメの本書。


ワインが歴史的に広まった理由,フランス・イタリアが何故ワイン大国になったのか,ワインの産地毎の違いなどが一冊で勉強できる。


最近,本書の知識を会社で使ったところ感心する声をたくさんもらった。

特にスパークリングワインとシャンパンの関係の部分が人気。


本文も興味深く読めるが,途中にある「初心者のためのワイン講義」のコーナーが,かなり勉強になる。

ぶどうの品種・テイスティング・グラスの形・ボトルの形・ラベルの読み方など,それぞれ知っているとワインがより身近に感じて楽しめる。


ワインを通じ,ビジネスやプライベートの人脈は広がる。

ワインを日常的に楽しむ習慣のある欧米では会話の中でワインが人と人とを繋ぐツールになる。

一本のワインを共有し,感想を語り合うときに使いたくなる教養が備えられる一冊。

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もともとワイン好きのホームパーティーに参加していたが,飲むと忘れていたので基本を学ぶために読みました。

なお,今はその仲間とワインを通じて交流するグループを作りました。流行の言葉を使うとオンラインサロン的なもの。

興味がある方は,下のURLへ。



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