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野生動物との遭遇 永田浜〜西部林道へ

皆さまコンニチハ、ひでみです。

今日は屋久島旅語り・第9話をお届けします。

どんな動物が飛び出してくるのでしょうか!?

どうぞ最後までお楽しみ下さい。

屋久島の旅の最終日。飛行機の便は午後です。何もプランを決めていなかったのですが、前日の夜にご飯を食べに入った定食屋さんで、地元のお父さんから良いところを教えてもらいました。

お父さんが好きで良くドライブに出掛けるという「永田いなか浜」と「西部林道」に行ってみることに。

ラムサール条約 湿地登録記念の碑

屋久島の山と海に挟まれた道をレンタカーで進んでいきます。私は海の無い奈良県で生まれ育ち、今も住んでいるので、とにかく海を見るとドキドキしてたまらない。

昔、探偵ナイトスクープというテレビ番組で「奈良県民は、本当に海を見ると『海や!』と言うのか」という検証がされていたが、これはマジ中のマジの話。

学校遠足なんかでバスで和歌山へ行ったりすると、海が見えるなり一斉に「海や!」「海やー!」と大変な騒ぎだし、私は今になっても「海やー!」とザ・奈良県民のリアクションをしてしまう・・・

海やー!

ここ数年の定期的な山登りで、山バイブスには随分と慣れたけど、海バイブスには何故かまだまだ馴染めない。ドッドーンと波が打ち寄せる度に、その重い音と、潮の引力に怖気付いてばかり。

海ってすごいパワー。圧倒的です。

ここ永田いなか浜は、ウミガメ産卵日本一の砂浜。5月〜7月にかけてアカウミガメが産卵のために立ち寄るのだそう。

すごいよね。いつもは海の世界で生きている動物が、命のために命をかけて上陸するなんて。すごく神秘的なこと。

いつまでも、ここで安心して生命の営みを続けて欲しいなぁと願います。

海の空気感に慣れてきたと思ったところで、そろそろ次のポイントへ移動です。もう少し車を走らせて西部林道へ。

西部林道とはその名の通り、屋久島の西側の沿岸の林道で、人の手が入っておらず今でも野生動物達が彼ららしく生きている原始林。

定食屋のお父さんから、西部林道では車のライトをつけて走るようにと教わったので、その通りに進みます。

道の脇には大きな一枚岩が鎮座していたり、滝が現れたり、ああ、私の一番好きな感じ。旅のワンダーを存分に感じます。

気になる石や滝を見つけた時は、路肩に車を停めて少し歩いてみたりもしました。

ちょっと石にもたれて瞑想でもしてみよう、ということになり、私も静かに目を閉じてみました。木の葉っぱが風に揺れる音や、川の音が際立ちます。

何分くらいそうしていたのか・・・ふっと何かの気配を感じて自然と瞼を動かしたその時。

ガードレールの下に注目

すぐ近くまでお猿が来ている!

ホワッホワのお猿が2匹、ガードレールの下で毛繕いをしていました。か、かわいい、、、!

お父さんから「猿とは目を合わせない方が良いよ」とも忠告されていたので、一瞬ヒヤッとしましたが。自己流忍法・自然と一体化の術を使っていたので大丈夫そう。

目を瞑っていた数分の間に、音も立てずにこんなに近くまで来ていたなんて。嬉しいなぁと感じました。自然の一員にさせてくれてありがとう。

解散〜お尻もかわいい〜

可愛い姿と、貴重な体験にホクホクしつつ、更に林道を進みます。

すると今度は・・・!?

何がいるかわかるかな?

この時ばかりは自分が奈良県民で良かったと思いました。かなり手前で気配を察知。奈良ではこの子達の飛び出しに注意して運転しないと、大変なことになりますからね。

そう、鹿さんです!

こんにちは

はわわわわ

可愛すぎるやないか、、、まだ小さい子供の鹿です。ちょこんと角が生えているのでオスですね。

縄文杉ツアーのガイドさんから聞いた話では、鹿は南に行くほど小さくなるそう。気候と体温の関係でそうなるみたいです。

奈良の鹿とは違って、少し毛の色が黒っぽいのもカッコイイ!ここの鹿はワイルドだわ〜。

どあっぷ

鹿って黒目が大きくて、ほんとうに可愛い。奈良では家の庭の草を鹿に食べられるほど身近な存在ですが、いつ何度見ても、キュンとします。

まるでサファリパークのような西部林道!まだまだワクワクスポットが沢山ありましたが・・・


✳︎✳︎今日はここまで✳︎✳︎

次回、いよいよ屋久島旅語りの”最終回”です!

引き続きお楽しみ下さい。

▶︎次の記事はこちら◀︎


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