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旅の終わり 縄文の時と空気が流れ続ける島

皆さまコンニチハ、ひでみです。

今日は屋久島旅語り・第10話をお届けします。

シリーズ最終話!

どうぞ最後までお楽しみ下さい。

西部林道」は定食屋で出逢った地元のお父さんから教わったオススメスポット。屋久島の西側の沿岸に広がる原始林の中を車で巡ることができます。

植物も野生動物達も、思うままに自由に生きてる。身近なジャングルのような場所。

ちょっとのんびりできそうな雑木林が目に留まったので、車を停めて、木や石に腰掛けてみることに。

一体化

好きな感じの木を発見。1本なのか?2本なのか?根なのか幹なのか?どういう生え方なのだろう?よく分からないけど、一体化すると気持ちがよい。

この日は午後の飛行機で帰路に着く。旅の最終日だったけれども、どうしよう、全く帰りたくない・・・。屋久島に来て、その魅力の虜になり、移住を選ぶ人の気持ちが少しだけわかるような気がしました。縄文杉トレッキングツアーのガイドさんの中には、結構移住者の方が多いと聞いたけど、でしょうねえ・・!

この自然を体感したら、元いた人間社会がヘンテコだと気付いてしまう。それを確信したんだろうなぁ。

そうこうしてるうちに、すぐ側に鹿が来ている!

前回の記事に登場した子より少し大きめ。ドングリを探しているのかな。枯葉の間をハムハム。かわいいねぇ。澄み切った目をしていました。

ここから少し先に移動すると、綺麗な水の流れる滝があったのでまた少し停車。

水が透き通っている

清流ってほんとに最高ですね。私は海に少し恐怖心があるけれど、川や滝は大好き。特にこの滝は落差があまりなくて比較的穏やかでした。

水の流れる音を聞きながら、ここでもゆっくり過ごしてみる。

ぽつーん

気持ちよくて、なかなか離れ難い場所でしたがそろそろ出発しなくては!空港に向かいます。

いやぁ、しみじみ。名残惜しい。

ほんとにありがとう屋久島。

2泊3日とは思えない、沢山の素晴らしい体験。

縄文の時と空気が流れ続けている大地で、忘れかけていた何か大切なこと、生命の本質のようなものに触れることができました。

立神岩橋
ほわっほわ〜

最後に。空港に向かう道中、西部林道を抜けた先の橋の上で。

ヤクシマザル達が毛繕い中。ここはお猿たちのくつろぎスポットなのか?20匹くらいの群れが道路を封鎖していました。車を停めてしばし待機。

いいなぁ、君たちの生き方。生き様。澄んだ瞳。

私もそうありたい。


屋久島旅語り
〜完〜


\最後まで読んで頂きありがとうございました/


次回からの投稿も
引き続きよろしくお願いします!

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