あなたが何かを選ぶ時の基準は何ですか?
結婚して子どもが生まれて、独身時代と変わったこと。
節約、コスパ重視!
何かを買うとき、コスパを常に考えていた私。
いかに元をとるか、損しないかって考えてる。
慌ただしく暮らしていて、その勢いの流れの中にいるときは、そのことを改めて考えてみることもない。
でも、自分の暮らし方・生き方を見つめ直すガツンとしたきっかけがあると、その基準がぐらついてくる。
私の場合、兄が亡くなったこと。
人間は100%死ぬのに、そのことは他人事にしか思えてないし、考えたくない。
でも、身近な人が亡くなると、否が応でも自分の人生の終わりを考え出すもの。
このままで後悔しない人生なのかな?
そんな問いを自分にしはじめると、いつもの自分の基準が馬鹿らしくなってきた。
「なんか気持ちはこっちのかわいい靴に動いているけど、履いていくところもないかな。だったら、この安さでどこにでも履いていける無難なあっちの靴にしようかな、その方がお得だしな。」
ってクセで考えがちの私。
でも、本当にほしいと思っているのは、こっちのかわいい靴。
靴というちょっとしたモノかもしれないけど、これが全部私の世界を現している。
自分の選ぶ基準がいつもこうだったら、自分の世界はいつも「自分の心がときめいたモノ」じゃないものでできあがっていることになる。
そんな世界にいて幸せなのかな?
それで満足してるのかな?
自分の心の声を聴いてみると、そんな世界じゃ嫌だ。
いつ人生が終わるかわからないのに、好きじゃないものに囲まれて生きているのなんてつまらない!って思い始めた私。
基準を「自分の心がときめいたもの」に変えました。
でもそれって、子どもだったら当たり前の基準。
好きか嫌いか、値段見たりして決めてない。
親に何か言われて選び出す前の、もともとの子どもの頃の基準に戻せばいいだけ。
そうすれば、ワクワクした自分の世界を取り戻すことができる。
思い出していきたいな、あの頃のときめきを。
”Stay young at heart and have a great Christmas!”
(子どもの頃のワクワクを忘れないで!素敵なクリスマスを!)