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「リーダー・エフェクティブネス・トレーニング(L.E.T.)」の体験


L.E.T.とは

 部下など、コミュニケーションに苦しんでいる方は多いと思います。「リーダー・エフェクティブネス・トレーニング(L.E.T.)をご存じでしょうか。私は、当講座を受講する機会が得られました。この技法を学ぶと、コミュニケーションが劇的に改善します。トレーニング中心のメニューでもあり、非常に取り組みやすかったです。

本講座は、対人関係での効果的なコミュニケーション能力と、他者と対立した場合における対立解決のためのスキルを徹底的なトレーニングで習得するためのワークショップです。ここでは、『行動の窓』と呼ばれるグラフィック・ツールを用いて理論を理解し、演習を通してスキルの実践力を身に付けます。

【出典】セカンド・ウィンド株式会社

L.E.T.ワークショップを通して学ぶ、ゴードン・モデルに則ったコミュニケーション・ツールと対立解決法は、実際の仕事の現場などにおいて部下の行動や習慣、信念などにポジティブな影響を与え、職場での生産性、効率性を高めるだけでなく、信頼関係をより深めることに役立ちます。職場でスキルを使うことで、部下が自発的に問題に取り組む生産的な仕事の時間や環境を創り出すことが可能です。

【出典】セカンド・ウィンド株式会社

L.E.T.の技法、学び

主として以下の技法を学びます
理論・スキル紹介、演習、ワークブック演習を実践するため、学習の効果が非常に高いです。そして、演習後、メソッドをすぐに使うことができます。
(各技法の定義はセカンド・ウィンド株式会社のページより)

アクティブ・リスニング
仕事の遂行が困難な相手の話をじっくり聴く
→まずは「聴く」ということが基本です。相手の「感情」を理解し、まずはしっかりと受けとめ、理解したことを相手に確認します。

対決的I-メッセージ
相手を傷つけないで自分の意見を的確に伝える
→ここでは「素直に」自分の思いを伝えることが大切になります。ともすると、自分の勝手な思いを伝えるように思われがちですが、逆に近づけるテクニックとしても非常に有効なのです。

ギアシフト
自分の意見に動揺した相手に対処する
→自分の意見を伝えた上で、相手は何かしらの反応があるはずですが、そこで、アクティブ・リスニングをしながら、「いやいやそうはいっても」という形で、相手に対処していきます。

No-Lose 対立解決法 (メソッドIII)
対立が起きた時は、 皆が納得する対立解決法をファシリテーションできる
→これは問題解決の手法としても非常に有効です。相手のニーズも自分のニーズも満たしていく。私自身は、最も使える技法ではないかと思っています。

価値観の衝突
実質的な影響が何もないのに相手と衝突している
→「価値観」って本当に難しいものですよね。しかし、その対処の方法も7つあり、使い分けができます。もちろん、権威や偽りによる解決法は除きます。



 講座は決して安い金額ではなく、個人で受講というのはなかなか難しいと思いますが、機会があればチャレンジしてみてください。

入門編講座

 なお、L.E.T.に限らず、入門編の講座もあります。まずはこちらからチャレンジするのも一手です。

 人間関係への対処は、仕事だけではなく、いろいろな学びが大きいものです。機会があれば、チャレンジしてみることをおすすめします。

書籍

以下はL.E.T.の書籍です。まずはこちらから触れてみるのも手です。内容も濃いです。


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