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旅はそもそも「story」なのだ

円安のためか、インバウンドの外国人観光客が多い。
だから、列車に乗っていると、日本でありながら外国人に接することが多くなった。で、彼らになにゆえ日本に来るのか。という問をしたことがある。

 すると、彼らは「日本の文化に触れる体験がしたい」と口をそろえて言う。

 特に、一時の「爆買いツアー」の一群とは、ずいぶん変化したような気がする。

 すなわち、彼らは「買い物」だけに来ているわけではなく、日本を体感したいんだと言うのだ。

 いまはインターネットが普及しているので、彼らは驚くほど情報を得ており、目的意識を持って日本にやってきている。
 そのテーマは、まさに多様化しており、ユニークな課題意識を持って日本を訪れているのだ。

受け入れる日本の観光地は、果たしてそれに対応しているだろうか。

 むしろ、こちらから「物語story」を仕掛けるくらいの戦略が必要だ。
 「意外性happening」みたいなものもわざと仕掛けるくらいの大胆さが必要だろう。

「何をぶつぶつ言ってるの?」
なにやらやま支度を始めながら、彼女が呟く。
 
 そうか、今日は無計画トレッキングに出かけるんだった。・・・当然場所は、決めてない。
 下手すりゃ「冒険」ものだ・・・。
 
 まぁ、それもいいか、そこから生まれる「物語story」を愉しもう。

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