飲食店の客単価の上げ方 その1

売上を上げたいと思った時、
客数を増やすのは大変だが、
目の前のご来店いただいてるお客様に
少し工夫をするだけて客単価は上げれて
簡単に売上UPすることができる。

なので、
目の前のご来店いただいてるお客さんの客単価UPの方法について
今回は取り上げます。

第一回目は、
”追加オーダーのおすすめをする”
です。

閉店前、ラストオーダーの時間にお客様に何といってお声がけしてますか?

よく多いパターンが「ラストオーダーですがー・・・」
その次に多いのが「ラストオーダーですがよろしいですか?」

ですがー・・・って何?
よろしいですが?って何が?

今日から「ラストオーダーですが、何か最後にもう一杯いかがですか?」
もしくは「ラストオーダーですが、最後にデザートはいかがですか?」
といってみましょう。

そうすると、
ラストオーダー時の注文率が増えます。
きちんとお勧めできればお客様の半分以上が注文されます。

ラストオーダー時間に10名いらっしゃるお店だと、
その半分の5名がオーダー。
1品500円だとすると、500円❎5名=2,500円
年間300日営業のお店だと750,000円の売上UPです。

ラストオーダー時だけでなく、営業時間中も、
ドリンクのお代わりのおすすめは必須です。

今までドリンクのお代わりの声がけに力入れてなかったお店が、
ちょっと意識して、1時間に1杯お客様より注文いただけるようになったら。

(20席程度の居酒屋さん、営業時間18時〜24時の場合。)
ドリンク原価20%だと1杯あたり粗利400円
400❎5時間=2,000円
300日営業❎2,000円=600,000円

ちょっとだけお客様のグラスを意識するだけて、
利益で60万円増えます。
(売上じゃなく利益ですよ!お代わりのおすすめするだけなので、コストはドリンク原価だけ。)

”おすすめをする”だけで簡単に儲けが増えます。

けれど、アルバイトのスタッフにおすすめをさせるのは大変難しいです。
できる子はできますが、
お客様に「お飲み物お代わりいかがですか(笑顔)」と声がけして
「結構です」
と言われると声がけのモチベーションが下がります。
「結構です」は否定の言葉なので。

なので、お客様から"YES"を引き出す魔法の言葉を使います。

グラスのお飲み物が少なくなっているお客様に、
「お飲み物ご注文ございましたら、いつでも言ってくださいね(笑顔)」
と声がけする。

そうすると、お客様は断るときも「はい」で答えるので。
Noを言われない。常にYESの回答だと挫けることが無くなります。

そういう様に工夫しながら、お客様も嬉しい、お店も嬉しい客単価UPをしていきましょう。


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