見出し画像

販売→人事→独立

皆様、こんにちは!PLAY PRODUCT STUDIOの玉井です。

前回は「このnote書いてる玉井ってどんな経歴?どんな人?」について書かせて頂きました。

今回は前回に引き続き、アパレルでのキャリアのスタートから創業の経緯をまとめていきたいと思います!

またまたとんでもなく長い文章に…。

ご興味ある方はお付き合いお願いします。

アパレルでのキャリアのスタート

2012年2月にアパレルのベンチャーへ転職。
2017年12月末までの約6年間在籍させて頂きました。

当時は社員数も全社員合わせて40人くらい?
店舗が30名程度で本社スタッフが10人程度。
店舗数6店舗+ECで売上も15億程度だった?

少数精鋭で一人一人の仕事の幅が広く、堅実に利益を残しながら今まさに事業を拡大していく急成長フェーズで入社させて頂きました。

「将来ファッションで起業する!」

そう考えていた自分にとっては非常によい環境で、しんどいことも多かったけど、その分得ることも多かった。

販売の奥深さ・楽しさを知る

アパレルに入ったからには店舗で販売実績を残して店長!

複数店舗を統括するエリアマネージャー!

全店の販売を統括する営業部長!

その後、商品部に入って商品のバイイングや企画に携わる!

そして独立!

そんな漠然としたキャリアプランをイメージして入社するも、早くも入社半年でそのキャリアプランは変更を余儀なくされることに・・・。

2012年2月、来店数の多い新宿の店舗で販売をスタート。

とにかく前線の売れている商品の近くに立って、その商品を気になっているお客様にお声がけをすれば結構売れた。

「俺、販売結構向いてるじゃん…。」

勘違いしたまま、5月に来店数の少ない渋谷の店舗に異動。

全然売れない。びっくりするくらい売れない。

先輩達は、先輩に接客してもらいにくる顧客様がたくさんいてどんどん数字を作っていく。

新規でふらっときたお客様に対しても、自分より接客がうまい先輩達は数字を作っていく。

自分の無力さ、販売の難しさに直面し打ちひしがれた5月。

「俺、販売向いてないかも…。」

このままネガティブになっていても状況は好転しないので、一番実績が高い先輩を徹底的に真似することに決めた。

スタイリング、お店での立ち方、お客様に声をかけるタイミング、接客中の話の運び方、購入決定後のフォロー、その後の連絡の方法・・・。

先輩がロン毛で、ロン毛の方がお客様に覚えてもらいやすく顧客ができやすいのでは?と考えて髪も髭も伸ばした。全然、意味なかったけど。

先輩の真似を徹底した結果、徐々に数字が伸びてきて、異動3か月後の8月にはそれなりの戦力にはなるくらいに数字が取れるようになった。

当時、会社が「ルミネスト」というルミネさんが主催する接客ロールプレイングコンテストに力を入れていて、なぜか私が出場することになり「ブロンズ」という賞も頂いた。

来月から本社に来て、人事やって

少しずつ販売の奥深さや楽しさを知り、自信もついてきた。

よし、このまま実績を残してまずは店長になってやる。

そう考えていた矢先にCFOから飲みに誘われる。
一通り、最近どう?的な話をした後に…。

「来月から本社に来て、人事やって」

確かそれが8月中旬くらい。9月1日には本社に出勤して人事になった。
※時系列1ヶ月くらいの前後あるかも…。

当初描いていたキャリアプランの変更を余儀なくされたものの、思いがけないきっかけで自分にとって天職とも思える人事の仕事に出会った。

人事って何?

1)就活でアパレルに限らず幅広く色んな業界を見ていた。

2)BtoB企業での経験があり、基本的なビジネスマナーやPCスキルがあった。

3)半年間店舗勤務し、一通り店舗ビジネスを体験していた。

前任の退職が決まり、上記の理由から私に白羽の矢が立った。

上司はCEOとCFOのみ。
CFOも財務周りの方で人事が強みではない。
前任も業務的な事しか教えてくれなかった。

当時は「何をどう進めればいいのか?」検討もつかず、かなり悩んだ。

ツルツルだった肌が荒れて、ニキビも増えた。
常にお腹の調子が悪かった。

仕事を教えてくれる人・今までのノウハウ・前例がない状況で、模索しながら仕事を進めていく経験が今の自分の基礎を作ってくれた。

■分からないことがあれば、社内外問わず質問する・調べる。

■仕事は教わるものではなく、自分で行動して学ぶもの。

■常識や前例にとらわれず、ゼロベースで理想から考える。

まずは「人事」という仕事を理解する為、「人事」について書かれている本を20冊くらい買って読み漁った。

その本の著者の方々が人事として働かれている会社の制度や採用手法等を調べたり、ネットのインタビュー記事を読み漁った。

業界問わず人事の人に話を聞きに行った。

その方の人事の知り合いを紹介してもらって話を聞きに行った。

取引のある採用関係の会社に会ってみたい人の紹介をお願いして話を聞きに行った。

そんな行動を繰り返していく中で人事という仕事に一つの結論が出た。

「人事 ≒ 経営」

会社の成長を"人"を通して実現する為、必要なことは全部やる!


その為には誰よりも会社に対しての理解度が高くなくてはならない。

経営目線で経営陣と議論できる知識がなければならない。

事業戦略を理解し、戦略実現の為の人材要件を描けないといけない。

人材を採用する戦略を組み立て、採用できなければいけない。

採用した人材が活躍できる環境を整えられなければならない。

これら全てができていたとは自信を持って言い切れませんが、そのように考えて在職中の約6年間人事を担当しておりました。

その結果として、退職時には会社の売上も100億を突破し、社員数も150名くらいまで増やすことができました。

自分だけの力では全くありませんが、人事という側面から多少は貢献できていたかなと。

独立へ

全国各地への既存ブランドの出店拡大
新規ブランドの立ち上げと出店拡大
上場
海外展開
etc・・・

6年間本当に様々な経験をさせて頂き、非常に勉強になりました。

精神的にも肉体的にもしんどいことも多かったけど、楽しかった思い出の方が多い6年間でした。

そして28歳で会社を退職し、独立にチャレンジ。

具体的なプランは未定…。

決まっているのはファッション業界でやるということのみ。

退職後は知り合いの仕事をちょこっとお手伝いしつつ、オフィスを間借りして色んなアイデアを模索していた。

EC専業ブランド?
ファッション業界向けの業務効率化システム?
ファッション業界に特化した人材紹介業?

色々考えたけど、なかなかしっくりこない。
自分ができること・強みが活きてこない…。

チーム結成

前職を退職してしばらく経ってから、昔一緒に働いていた方々から退職の連絡があった。

「会社を辞めた。独立しようと思う。」

不思議なものでタイミングって重なるものだなーと思いながら、久しぶりにみんなで飲むことに。

ブランドのコンセプト設計・戦略・商品の発注数量含めた在庫を管理するMD

職人気質でモノ作りに徹底的にこだわるメンズデザイナー

世界観を作り込みながら商品をデザインするウィメンズデザイナー

偶然ではあるものの、ブランドを一緒に創ることができるメンバーが揃った。

自分の見解としては以下の要素がファッションビジネスを成り立たせる構成要素だと思ってます。

A)ワクワクするブランドコンセプトと戦略
B)Aを具現化するデザイナー
C)AとBを表現する世界感を作れるヴィジュアル
D)Cを活用して集客できるプレス
E)AとBの価値を伝えるセールス
F)B・C・D・Eの人材を集める人事
G)AからFを実現するお金
※詳細を説明するともっと要素分解可能

その当時のチームでA・B・C・Fは成り立つ。
後はD・E・Gをどうにかすればいい。

よし、一緒にやりましょう。

PLAY PRODUCT STUDIOの創業チーム結成!

しっくりこなかった歯車がカチッとはまって回り始めた…。

待て次回!

今回も長くなり過ぎてしまいました。
本当にすいません。
次回はチーム結成からブランドスタートまでをまとめてみます。

■PLAY PRODUCT STUDIO 採用ページ

一緒に働く仲間を探しております。
共にファッション業界を盛り上げましょう。
ご興味をお持ちいただいた方はこちらのリンクよりご応募くださいませ。

リンクはこちら!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?