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ビジネスを飛躍させるイノベーションとは

変わらなければ死あるのみ ジャック・ウエルチ

GEの経営者で選択と集中戦略で有名なジャック・ウェルチが語った言葉です

「20世紀最高の経営者」と称された
ジャック・ウェルチ率いるゼネラルエレクトリック社ですら、
変わらなければ死あるのみという危機感を持って経営をしていたそうです。

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コモディティー(同質化)競争の波にさらされていないか?

意欲をもって事業を立ち上げたのはいいが
ライバルとの同質化競争という荒波にさらされる

顧客の取り合い、値下げ合戦、無茶な要望
大手のサービスに追随しなければ生き残れないなど

知り合いがお付き合いで利用してくれるけれど
それ以上に客数が増えることがなかったり

先日あるサロンオーナーと話をしていた際にも
『サロンのサイトの割引券で集客ができているけれど
 割引をしないと来てくれない』
 割引をやりつづけないと客数が増えず売上もあがらないと。
ホームページ制作会社の社長は
『ホームページの価格破壊が起こっていて
 色々なサービスを取り入れるが、
 同業も同じ様なことをしている。
 昔は儲けれたのに』
税理士事務所の所長は
『ネットでの会計ソフトが充実して
 長いお付き合いをしていただいている会社ですら
 取引が終わってしまう。
 このままでは良くないのはわかっているけど手が打てない』

など、ネットでの新サービスやクチコミサイト
比較サイト、割引サイトにリアルビジネスも晒されています。

同じ労力時間スキルを掛けても成長がしずらくなっていると
実感している経営者も少なくありません。

イノベーション思考をしなければ勝ち残れない

起業家としての日々の思考と行動に
イノベーションという発想を入れなければ絶対に勝てません。

イノベーションとは変革を意味します
過去の改善ではなく、今まで変わる改革を起こすということです。

よくイノベーションは技術革新と訳されますがそれだけではありません
ビジネスのあり方を少しでも見直すこともイノベーションです

私たちの様なスモールビジネスにとってイノベーションを
しなければ同質化(コモディティー化)にさらされます。

起業家としての日々の思考と行動に
イノベーションという発想を入れなければ絶対に勝てません。

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どんなビジネスでもイノベーションは可能

私の主要クライアント先でもある
コンビニエンスストア経営者にとっても
コモディティー化競争にさらされ続けています。

コンビニエンスストアですら店舗ごとのイノベーションが必須です

コンビニは本部主導で本部の推奨している商品を
発注して陳列さえしていれば
CMやキャンペーンを本部がしてくれるので一見楽な様にみえます。

本部のスーパーバイザーの指導と
過去の経験で運営を行っているとジリ貧に
特に前年のデータや経験が全く役に立ちません。

日々、来店される顧客にイノベーションのヒントがあります。
 ✅毎日来店されている方は、何を求めているのか?
 ✅何故、毎日来てくれているのか
 ✅迷わず買うものと、迷っているものはなにか
 
 ✅本当は欲しかったものはなにか
 ✅どこから来ているのか
 ✅気分、体調はどうなのか
 ✅どんな友人関係なのか

その様なことをお客様との会話や行動から推察して、
店内でイノベーション会義を行います
お客様の姿を類推しイメージして
売場の企画、商品の品揃えを行います

もちろん企画には成功だけでなく失敗もありますが
企画したアルバイトさんは楽しんで行います
品揃えも華やかになりPOPなどの装飾がつけられ
売場に躍動感が生まれてお客様にも伝わるんです。

勢いのある店は
近隣のコンビニとは明らかに差別化がされます
これを行えているコンビニ加盟店は売上が好調です。

決まりきった仕事の様に思えるどんなビジネスでも
イノベーションは可能です。

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イノベーションを行う5つのステップ

では、どうやってイノベーションを行うのか
ビジネスイノベーションのステップをご紹介します

イノベーション会義で行っている
簡易バージョンのノウハウを公開します

1、自身を知る
  コモディティー化していないかを
  自身とライバル数社を比較してみる
    ・商品サービスの量品揃え
    ・商品サービスのクオリティー
    ・規模 
    ・商品提供までのスピード
    ・アクセスのしやすさ
    ・案内表示のみやすさ
    ・スタッフのモチベーション
    ・経営者のスキル
    ・商品の価格
    ・ブランド力
    ・キャッチコピー プレゼン内容
    ・企画力
  圧倒的な差異が認められないなら違いを鮮明にする
2 顧客が望んでいる(望んでいるだろう)のに
  業界が対応できていないことは何か
3 顧客が喜ぶことで自社がチャレンジすることは何か?
  今はできないかも知れないができたらいいことは
4 今の事業で捨てるものはなにか(商品サービス)
  勇気を持って、他社に渡してもいいものは?
5 自社の商品サービスが欲しくてたまらない業界は?

情報をどれだけ集めることができていて、整理され
イメージを作れているのかということが差になります

そして、実行をしてみる。修正してやり直す。

先のホームページ制作会社も10年前まではホームページ制作で
ビジネスをしていましたが、
SEO対策だのデザインだの事業を広げすぎたおかげで
低価格のプラットフォームに押されて苦戦


イノベーションのステップでビジネスを見直した結果
今は不動産会社に絞ったサイト運用のコンサルティングを行い
定額での安定収益を上げています。

同じ顧客に同じ商品を提供していてもやり方や方法を変える
または、商品そのものを変えることでイノベーションはおこります。

螺旋階段を登るイメージです
螺旋階段は上からみると同じところをぐるぐる回っているだけですが
横からみると確実に、上がっています

ビジネスは変えずとも
常にこのステップを繰り返すと螺旋階段を上がっているがごとく
成長ができます

もし、去年と今年が延長線上でビジネスをしているとしたら
それは危険です。

今すぐイノベーション思考をもって現状把握からしてみてください。

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F1ドライバーのアイルトンセナはレース前にコースを
歩いてまわったそうです。
路面を観察し、どんなささいなコースのタイヤ痕も記憶しておいた
レースがはじまる前に、あらゆることを想定してレースを体験している

まさにイノベーターではないでしょうか。

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