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通勤途中の気になるお店#9 不運な立地!?

 私の通勤経路は、車通勤に変更してから一度も変わっていません。私の家から大学(伊都キャンパス)までは、13-14キロぐらいの距離です。以前は、今の通勤経路が標準でしたが、今では道幅の広い新しい道路が完成したので、現在の通勤路が”裏道”のような扱いになっています。

 この”裏道”の途中には、県立の玄洋高校があります。この玄洋高校の入口付近には、かつてコンビニがありました。このコンビニは九大が伊都キャンパスに移転する前からあったので、移転前に元岡地区周辺の地下水探査を実施した時には、旧・箱崎キャンパスからの往復で、このコンビニに寄り道してジュースや肉まんなどを買っていました。

 このコンビニは、駐車場が広かったこともあり、大型トラックも良く駐車していました。高校前という好立地で、繁盛しているように見えましたが、大学が移転してその他のコンビニも進出してくると、競争に負けたのか、閉店してしまいました。

 その後の跡地と建物はそのままで、しばらく放置されていましたが、ある時に工事が始まって新しい店ができることになりました。新しい店は和食の天ぷら屋さんでした。大きな看板も立てて、いざ開店という頃になっても、一向に店が開きません。詳しいことは知りませんが、噂によるとガス工事の不備などで開店が遅くなったとのことでした。一度だけ、開店祝いの賑わいを見ましたが、店に灯りがついたことはほとんど無く、数日営業しただけで閉店してしまいました。

 それから、ほどなくして”お魚センター”という何をやっているのかよくわからない店に業態を変えました。しかしその頃から、例のコ〇ナのために全国的に自粛ムードになりました。最近この横を通ると、”お魚センター”の看板が下ろされていて、閉店したことを知りました。

 この場所のすぐ近くにあったジョイフルというファミレスも、けっこう繁盛していたのに、コ〇ナのせい(?)で閉店してしまいました。大きな道ができて、交通量が変わると、商売の環境が激変するのかもしれません。飲食業の参入障壁は他業種より低いかもしれませんが、連続して利益を出すのは難しいようです。統計によると、新規の飲食業は1年以内に30%、2年以内に50%が閉店してしまうそうです。飲食業は大変なんですね。

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