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料理と研究のアナロジー

アナロジーというのは”類似、類推、類比”などと訳されますが、簡単に言えば”似てること/似てる部分”を指します。料理研究という分野もありますが、今回の記事は料理と研究の類似性です。

私は理系の研究者ですが、料理は研究にとても似ていると常々感じています。理論物理学や数学のように、鉛筆とノートがあれば出来る研究もありますが、多くの場合は化学的/物理的/生物学的な実験を伴います。実験で最も大事なものは”段取り/手順”です。数値実験(シミュレーション)では、これらをアルゴリズムと言い換えることもできます。

実験の段取りがうまく出来ていれば、実験自体はうまく運びます。ただし、良い結果が出るかどうかは、実験に使う材料/素材に依存します。料理は人類が行なった初めての化学実験だとも言われています。それまで、基本的には素材のままなまで食べていたものに、熱を加えて焼いたり煮たりすることで、素材の味を劇的に変化させました。

それほど頻繁ではありませんが、土日に料理をすることがあります。小学生の頃から包丁は使えましたし、卵焼きなどの簡単な料理は一人で出来ました。なので、材料の買い物を面倒くさいと思うことはあっても、料理に苦手意識はありません。最近はインターネットで料理のレシピが簡単に検索できるので、大助かりです。材料さえ揃えば、比較的簡単に料理が出来てしまいます。

今日は、賞味期限が近い”鳥の手羽元”があったので、「手羽元&ピリ辛」で検索して、「鶏手羽元のピリ辛焼き」を作ることにしました。基本的には、フライパンで手羽元を焼いて、タレを絡めるだけの簡単な料理ですが、ビールのつまみにピッタリの味に仕上がりました。

いつ仕事を辞めても良い様に、今から女子力(男子力?)を少しづつ鍛えています。

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