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地盤改良について
最近は仕事の関係で、研究室での”引きこもり状態”が続いていましたが、今日は久しぶりに屋外での実験でした。この実験は、『地盤改良機』の地盤改良具合をリアルタイムで監視するためのシステムを開発するための実験で、今日は地中から地表へ計測データを送信する、データ伝送の基礎実験でした。
地盤改良には、色々な種類のものがありますが、一般的には軟弱地盤からその下の固い地盤まで穴を掘って、その穴にセメントミルクを加えて固め、強固な柱を軟弱地盤中に複数設置することで、軟弱地盤の強度を高めます。
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前回まで実験は失敗続きでしたが、今回の実験は拍子抜けするくらいにスンナリと成功しました。しかしこの成功は、これまでの失敗の積み重ねがあったからの結果でした。今回の実験で最初の関門がクリアできたので、次は少し本格的な基礎実験に移ります。さらに次の基礎実験がうまく行けば、基礎実験から実証実験に移行します。実証実験がうまく行くと、いよいよ製品化が見えてきます。そうなると、特許によるロイヤリティ¥が・・・と妄想が膨らみます。
私の研究のメインは地下資源の探査ですが、今回のような地下環境の計測や、遺跡探査などの研究も行なっています。個人的には、研究にも多様性が必要なのではないかと考えています。
炎天下の実験だったので、両腕と首筋がかなり日焼けしました。明日は、ゆっくりするぞ~!。
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