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至福の”おうち”温泉

 寒い時には、暖かいお風呂は格別です。天然の温泉なら、なお良いのでしょうが、今のご時世では中々難しいのが現状です。しかし、日本には便利な”魔法の粉”があります。

 決して怪しい粉ではありません、いわゆる”温泉の素”です。昔からあってお馴染みなのは『バスクリン』です。ここでは個別の商品の宣伝をするつもりは毛頭ありません。バスクリンは、言わずと知れたトップブランドなので聞いたことがない人はほぼ居ないと思います。

 バスクリンは私の子供の頃からありましたが、いつも使っていたわけではありません。親が気が向いた時に買ってくるので、その時だけのプチ贅沢です。一缶使ったら、しばらくは買いません。この特別感が、プチ贅沢を演出します。

 私の出身地の大分県にはバスクリンの類似品があって、その間もズバリ『マグマオンセン』です。名前を聞いただけで、何だか元気になりそうです。マグマオンセンは、”地獄巡り”で名高い大分県別府の海地獄うみじごくのお湯を噴霧乾燥した粉末や香料等を配合した入浴剤です。謳い文句は「優雅な香りとマリンブルーのお湯は身体を芯から温め、一日の疲れをとり去ります」です。私が子供の頃にはまだ無かったと思いますが、実家に帰省した時に何度かこのマリンブルーのお湯に入ったことがあります。バスクリンの類似品なので安物だろうと勝手に想像していましたが、全然そんなことはなく、調べてみると結構高価な入浴剤でした。

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 少し前には腰を痛めていたので、腰痛に効くという”薬用バブ”を使っていました。最近よく使っているのは、日本の名湯シリーズの入浴剤です。この入浴剤は、登別温泉や乳頭温泉などの日本の有名な温泉と成分が近い入浴剤となっています。種類が豊富なので、毎回違う温泉が楽しめますし、行く手間も省けます。

 コ〇ナが終息したら本当の温泉に行きたいと思いますが、今は入浴剤で満足しています。おうち温泉は、有名な温泉を自分の好きな時間に独り占めできるので、結構気に入っています。

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