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私の『数活』を教えます。

世間一般では、○○のための活動、略して”〇活”と言う言葉が流行っています。例えば、結婚するための活動は”婚活”ですし、就職のための活動は”就活”です。また、人生の終わりに備えるための”終活”があったり、子宝を授かるための”妊活”と言うのもあります。

私の朝のルーチンワークは、シューカツならぬスウカツ(数活)です。数学活動、略して数活ですが、実際はそんなに難しいことをしているわけではありません。この数活は、いわば脳の朝練です。朝起きてすぐは、頭もうまく働いていないので、脳のウォーミングアップも兼ねて、受験数学の問題を解いています。

そこで利用しているYouTubeチャンネルが『鈴木貫太郎かんたろう』という数学のチャンネルです。このチャンネルは、その名の通り”鈴木貫太郎”さんが運営している数学チャンネルで、毎朝6時半に更新されます。この数学チャンネルの特徴は、”数学を教える気がサラサラ無い”ことです。多くの数学チャンネルは、何かしらの教育的な配慮がありますが、このチャンネルには全くありません。そこが、このチャンネルの魅力でもあります。

さすがに、6時半に問題にチャレンジすることは出来ませんが、大学の自室に着いた後に、おもむろに問題を解き始めます。夏休みになると子供たちがラジオ体操をしますが、私のとってはこの数活が”頭のラジオ体操”になります。難なく解けた時にはスッキリした気分で仕事に取り組めますが、計算間違いや勘違いをして答えが合わないときは、気分がモヤモヤしたまま仕事を始めます。

最近の受験問題を解いていて、気付いたことがありました。それは『整数問題』の存在です。私の頃には整数問題は受験数学に存在しませんでした。ひょっとしたら、私の勘違い/記憶違いかもしれませんが、数学の模試や受験本番の問題で、整数問題を解いたことはありませんでした。どうやら、私が受験生の頃とは試験範囲が大きく変わっているようです。

マウントを取るつもりはありませんが、仕事ではもう少し難しい数式などを使った研究をしています。多くの理系の研究では物理的/化学的/生物学的な現象を、数学モデル(数式)に落とし込んで、シミュレーションやデータ解析を実施します。数学は、研究には無くてはならない必須科目です。

こらからも、朝の数活は続きそうです。

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