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関東大震災から100年 防災週間について
昭和58年から毎年、8月30日から9月5日までの期間は『防災週間』と定められています。また9月1日は、『防災の日』となっています。9月1日は、関東大震災が発生した日で、今年はちょうど100年目になります。
日本は、その位置・地形・地質・気象等の自然的条件から、台風・豪雨・豪雪・洪水・高潮・高波・竜巻・暴風・がけ崩れ・土石流・地すべり・地震・津波・火山噴火等による災害が発生しやすい国土になっています。この災害の項目の数を見ただけでも、いかに自然災害が多いかよくわかります。また、将来を予測することは難しいのですが、気候変動の影響により、災害の更なる激甚化・頻発化が懸念されています。
昨年は8月の大雨や台風14号、台風15号等により、全国各地で土砂災害や浸水被害が発生しました。今年も台風の被害が日本各地で発生しています。防災週間や防災の日は、このような災害についての認識を深めるとともに、これに対する備えを充実・強化することにより、災害の未然防止と被害の軽減に資するために設けられました。
一年の中の一週間ですが、災害に対する意識を喚起したり、災害に備える意識を持つことは重要です。その昔は行政による公助が中心でしたが、最近は住民が”自らの命は自らが守る”意識を持って行動する自助や、地域住民や企業等が連携してお互いに助け合う共助に意識が変わっています。これは非常に大事なことだと思います。
こんなことを書きながら、自分はというと「医者の不養生」よろしく、災害に備えているとは言い難い状況です。せめて非常用の水や非常食などを準備する必要がありそうです。”人のふり見て我がふり直せ”の格言通り、駄目な私の真似はせずに、災害リスクに備えましょう。
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