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刺激的な味の桃

久しぶりにお盆に実家に帰省しました。食事の後に、母が桃を剥いて持って来てくれました。大きな白桃でしたが、食べやすいようにカットしてくれていました。小さなフォークで指して、口に入れると濃厚な甘みとともに、ピリピリという刺激を舌先に感じました。例えていうなら、炭酸水を飲んだ時のような刺激でした。

見た目は綺麗な白桃で、変色はしていませんでした。甘みは強いのですが、ピリピリ刺激が気になったので、せっかくの桃ですが、食べるのを止めました。このような経験は初めてだったので、いつか調べてみようと思っていたのですが、今日まで忘れていました。

ちょっとググってみると、私が感じた疑問と同じ内容の質問が見つかりました。質問『この前桃を食べたら舌にピリピリ感を感じたのですが、なんでピリピリ感を感じたんでしょうか?。腐っていたのでしょうか?。見た目は悪い感じはしませんでした。分かるのであれば知りたいので教えて下さい』というものでした。

回答は、『・・・果物のピリピリ感というのはよくあることなのでお答えしますと、熟しすぎたり酸素の少ない条件に置いたりした場合にアセトアルデヒドなどの刺激物質が生成されることがあります。農水省の「消費者の部屋」でも以前に同様の質問がありました』というものでした。桃以外でも、『購入してから1週間たったメロンを食べたら、ピリピリ刺激があった』というものや、『なぜいちご大福はピリピリするのか?』というのもありました。

今回の桃のピリピリ刺激は、アセトアルデヒドのような薬物によるものとは少し違いと感じたので、もう少し調べてみると以下のような回答がありました。『果物は、発酵作用によって糖分から炭酸ガス(二酸化炭素)が発生し、
それが果肉に溶け込むと、食べた時にピリピリ感じるようになるとのことです』。これなら、納得です。

炭酸ならば食べても無害のようですが、ちょっとその勇気はありません。

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