見出し画像

正義の押し付け? 誹謗中傷の心理

連日、35℃を超えるような猛暑が続いています。そのせいでイライラしているのかもしれませんが、様々なことが批判の対象となり、SNSではさながら誹謗中傷合戦のようになっています。

犯罪や違法行為は批判されても仕方ありませんが、「そこまで批判する必要があるの?」と思うくらい、大きな問題から小さな問題まで、様々な問題が批判の対象となっています。

ネットで批判を繰り返す人の特徴は、以下のどれかに当てはまるそうです。

・歪んだ正義感や自分の正当性を主張したい
・収入や容姿、学歴などにコンプレックスがある
・ストレス発散の方法を知らない
・相手の反応を楽しむ愉快犯

誹謗中傷を繰り返す人の特徴

最後の項目に該当する人は、「ただ楽しいから」という理由で人を攻撃する人で、人が困っている様子や必死で反論している様子を楽しんでいます。このような人は、罪悪感や共感性を持っていないことがあり、精神的な病を抱えている場合が少なくないそうです。

三番目の項目は、日頃からストレスが溜まっているものの、上手に発散する方法が分からない人です。一般的には、辛いことや嫌なことがあると、趣味に没頭したり、友人との会話などでストレスを発散しますが、それができない人もいます。そんな人が、ネット上で誰かを攻撃することで、ストレスを発散しているのです。

一番厄介なのは、最初の項目です。自己の歪んだ正義感や正当性を主張したい人は、自分の中の価値判断で「○○は悪だ」と決めつけます。ネット上での誹謗中傷の多くは、他人を批判することで自分の正当性を主張したいという心理が働いています。この場合、本人は正しいと思っていますから、本当に厄介です。

とにかく言えることは、世の中はストレスで溢れているという事です。そんなストレスフルな社会を生き抜いていくことは簡単なことではありません。SNSの誹謗中傷は、そんな社会のひずみの表れなのでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?